2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年のまとめ

早いもので2014年も最後の日となりました。まだ仕事は残ってるのだけども合間の時間を使って2014年のまとめ。読んだ本は50作60冊、入手したCDは8枚、見た映画は13本。11月頃からマンガばかり読んでいたので本を読む量が減りました。そんな2014年の読書でした…

師走の停電

今日は朝から停電だった。 あいにくの晴天で気温は徐々に上昇し、朝は涼しかった店内もお昼になる頃にはうだるような暑さになった。 昼休み、家に帰る車の中でマイブラが流れた。適当にかけているのでタイトルは不明。あれ、暑くてスピーカーこわれちゃった…

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CD

Liveアーティスト: Alison Krauss出版社/メーカー: Rounder / Umgd発売日: 2002/11/05メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見るStar Wars & Other Galactic Funkアーティスト: Meco出版社/メーカー: Hip-O Records発売日: 1999/05/18メ…

amazonから8枚目!

CD

Turn Blueアーティスト: Black Keys出版社/メーカー: Nonesuch発売日: 2014/05/19メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る9 Dead Aliveアーティスト: Rodrigo Y Gabriela出版社/メーカー: Ato Records発売日: 2014/04/29メディア: CDこの商品を含むブ…

Taxman

The Beatles - Taxman (2009 Stereo Remaster)The BeatlesのTaxman。 今日車の中で聴いていて、曲はかっこいいのに歌詞がね、と思いまして。 製作当時の事情(収入増えた!税金もドン!)はわかっていても、「お前に課税してやる〜」ではいただけない。ちな…

1984年

ジョージ・オーウェルの長編SF。いわゆるディストピア小説。ソ連を連想させる全体主義国家によって分割統治され、毎日全ての行動を監視される近未来世界を描いている。主人公は体制に抗って更正施設で洗脳を受ける。「2+2=5」とか出てくるのもここ。 同じオ…

イニシエーション・ラブ

乾くるみの・・・小説。 合コンで知り合った二人が順調に愛を育んでいくが・・・ってこれ恋愛小説ですね。ミステリだとおもてはいけない。中国人みたいなタイプエラーをしてしまったが、とにかくミステリではない。そう思えば腹も立たない。 ただ、この小説…

夜市

恒川光太郎の中篇小説集。大学生のいずみは高校で同級生だった裕司に誘われ、夜市へと出かける。道中で話を聞くと、裕司は小さい頃に夜市を訪れており、それが今夜も開かれることを学校蝙蝠からきいたという。一旦は呆れて帰ろうとするいずみだったが、公園…

模倣の殺意

中町信のミステリ。 七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。世を儚んでの自殺として処理されたが、坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり…

球界のぶっちゃけ話

愛甲と言えばロッテ、ロッテと言えば初芝なわけですが、その愛甲猛による球界ぶっちゃけ話。 看板に偽りなく、選手の話、球審の話、新人の話など暴露というほどではないが人前にはなかなか出てこない、ぶっちゃけ話という表現がぴったりな小話で面白かった。…

妖人奇人館

渋沢龍彦の随筆。 歴史の教科書には載らないけど知らないのは勿体無い、そんな人物を紹介するエッセイ。変態による変態の本、というほどおかしくはないが、1971年に発行された頃にはかなりの内容だったのではないかな。以下内容。 地獄の火クラブの主宰者 女…

写楽殺人事件

高橋克彦のミステリ。 謎の絵師といわれた東洲斎写楽は、一体何者だったか。大学助手の津田も、ふとしたことからヒントを得て写楽の実体に肉迫する。そして或る結論にたどりつくのだが、現実の世界では彼の周辺に連続殺人が起きていた。 明石散人の本だった…

マジックミラー

有栖川有栖の長編ミステリ。 双子の兄弟が殺人犯?しかし兄の妻が余呉湖畔で殺されたとき、兄は博多、弟は酒田にいてアリバイは完璧だった。やがて第二の殺人。兄弟のどちらかが被害者らしいが、死体からは頭と手首が失われていた。犯人の狙いはどこに? 犯人…

もっと厭な物語

厭な話、バッドエンドを集めた短編集。 海外の話は向こう岸の話という安心感がある。またその背景などがぼんやりと感じられたりするので、やはり日本の話の方がくる。対岸の火事とはうまいことを言う。そういう意味で「皮を剥ぐ」がベスト。いやこの場合ワー…

米・百姓・天皇 日本史の虚像のゆくえ

網野善彦の「日本社会の歴史」を下敷きにした対談。 日本の歴史と一口に言うが、その日本とは何なのか。通り一遍の解釈から生まれる「日本」という虚像に抗うべく、表題のキーワードの他、国号について、差別について、米をありがたがっていれば日本人なのか…

巷説百物語

京極夏彦の連作。 小股潜り、山猫使い、御行?、物書きの一行が、巷で物の怪の仕業と噂される出来事の裏に隠れた悪党の所業をあきらかにする。あんまり。巷説百物語 (角川文庫)作者: 京極夏彦,FISCO出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2003/06/22メディア: 文…

ああ、監督

野村克也の新書 野球監督として必要なこと。自身の経験を交えて。先日引退した宮本は監督路線らしい。確かにNHKの解説やってたし。あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将 (角川oneテーマ21)作者: 野村克也出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/…

霊能者として生まれて生きて

宜保愛子。半分以上はその生い立ち。読者が読みたい話ではない。読みたいのはギボ・ビジョンで霊がどう見えるかでしょう。それについても書いてあったが実例は少ない。霊能者として生まれて生きて作者: 宜保愛子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1991/06メデ…

おとぎの国の妖精たち

小泉八雲怪談集。怪談ではない話も入っている。表紙が素敵。おとぎの国の妖精たち―小泉八雲怪談集 (現代教養文庫)作者: ラフカディオハーン,池田雅之出版社/メーカー: 社会思想社発売日: 1995/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ …

作者不詳 ミステリ作家の読む本(上)(下)

三津田信三の長編ミステリ。地方都市の片隅に広がる妖しき空間に迷い込んだ三津田は、そこで古書店「古本堂」を見いだす。ある日、親友の飛鳥信一郎を伴って店を訪れた彼は、奇怪な同人誌『迷宮草子』を入手する。その本には「霧の館」を初め、七編の不思議…

水魑の如き沈むもの

三津田信三の長編ミステリ。奈良の山奥、波美地方の“水魑様”を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。 ミステリとホラーの…

山魔の如き嗤うもの

三津田信三の長編ミステリ。忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。刀城言耶に送られてきた原稿には、山村の風習初戸の“成人参り”で、恐るべき禁忌の地に迷い込んだ人物の怪異と恐怖の体験が綴られていた。 刀城…

北斗の人

司馬遼太郎の長編歴史小説。千葉周作。北斗の人 新装版 (角川文庫)作者: 司馬遼太郎,蓬田やすひろ出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2004/02/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) を見る

塗仏の宴ー宴の始末

京極夏彦の長編ミステリ。長編も長編。2冊合わせて2000ページ超。百鬼夜行シリーズの総集編のような話。でもその後、続編も出ているので終わりではない。前のを読みたくなる。 ざっくりとしたあらすじは、主要登場人物がそれぞれに関わった事件は韮山の消え…

塗仏の宴ー宴の支度

春にして君を離れ

アガサ・クリスティの長編ミステリ?優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱き…

Hookywooky with you

Lou Reed - "Hooky Wooky" (Official Music Video)会社の昼休みにルー・リードの"フーキーウーキー"を聴いた。なんとなく都会的な感じがうれしい。私がいるのはド田舎だけど。

Dani Carifornia

帰国中に読んでまだ感想を書いてない本が10冊ぐらいたまっているが書く暇がない。暇がないので内容も忘れがち。メモがあるものもあるけども、そのほとんどは自分で見てもよく判らない。暇があると寝てしまう。 わりと忙しい生活をしている中で、なぜかいまさ…

虐殺器官

伊藤計劃の長編SF。 サラエボが核爆発によってクレーターとなった世界。後進国で内戦と民族衝突、虐殺の嵐が吹き荒れる中、先進諸国は厳格な管理体制を構築しテロの脅威に対抗していた。アメリカ情報軍のクラヴィス・シェパード大尉は、それらの虐殺に潜む…

モンキー・ビジネス

監督:ハワード・ホークス(1952 米) 出演:ケーリー・グラント、ジンジャー・ロジャース、マリリン・モンローほか 内容:若返る薬を発明した博士の大騒動 ハワード・ホークスのスクリューボールコメディー。若返りの薬というアイデアが、当たり前だが今更…