2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
池上彰の新書。買った覚えはない。 わかりやすい解説で引っ張りだこの著者による伝え方教室。私がよく使う、文章を書く際の順接の「〜が」も注意事項に入っていた。 ちなみに池上彰を「NHKこどもニュース」で見たとき、シャーロック・ホームズの英会話のおっ…
綾辻行人の長編ミステリ。 「人形館」と呼ばれる屋敷に引っ越してきた若者の身の回りに起こる不審な出来事と殺人事件。 どことなく他のシリーズ作品との毛並みの違いを感じていたら、やはり、というオチ。読んでいて違和感を感じさせるのは、作者のうまさな…
綾辻行人の長編ミステリ。 とある有名推理小説家が隠棲する屋敷「迷路館」でおきた殺人事件を小説化した作中作、の体をとっているミステリ。ややこしいことこの上ない。作中作のトリックは基本的に過ぎるというか、他の「XX館」シリーズを読んだことのある向…
江戸時代がいかに平和な時代だったかを熱く語る本。 著者は、作家の井沢元彦と同じように、「記録が残っていることは異常なことであり、そのような記録を見ているだけではそれ以外の当時の生活は見えてこない」という歴史の見方である。 これに基づいて、一…