2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バーン・アフター・リーディング

監督・脚本:イーサン・コーエン & ジョエル・コーエン(2008 米) 出演:ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン 内容:CIA職員のメモが巻き起こすドタバタ 話の筋は逐一書く…

コララインとボタンの魔女

監督:ヘンリー・セリック(2009 米) 内容:引っ越したばかりの家でドアを見つける ハルカがよく見るアニメのDVDの中で、CMが流れていて気になっていたのでDVDを買ってみた。もともとおどろおどろしいことはわかっていたので部屋を暗くして大音量で見ていたら…

英国王のスピーチ

監督:トム・フーパー(2010 英=豪) 出演:コリン・ファース、ヘレナ・ボナム=カーター、ジェフリー・ラッシュほか 内容:吃音の矯正 吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らを克服し、国民に愛される真の王になるまでの実話の映画化。といっても脚色はされてい…

絞首人の手伝い

ヘイク・タルボットのミステリ。 絶海の孤島にある館に呼び集められた客たちの前で当主が呪いによって殺された話。 あらすじをまとめると以上のようになるが、さてこの文章の中に嘘はいくつあるでしょう?というのが小説の本筋。なんとなく日本語訳が気にな…

かなしばり

先日、夜寝ていたら金縛りにあった。 金縛りといってもオカルトな感じではなく、目は覚めたけども体が疲れていて動かない、という状態だと私は思っているのだが、それでも不快なことに変わりは無いので、通常は顔の一部など動く箇所に精一杯力を込めて動かす…

落語百選 冬

落語百選 冬 (ちくま文庫)作者: 麻生芳伸出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/04/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る「文七元結」「火炎太鼓」「芝浜」など有名な話が目白押しなので私のような初心者でも楽しく…

落語百選 夏

落語百選―夏 (ちくま文庫)作者: 麻生芳伸出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (20件) を見る

ロジャー・マーガトロイドのしわざ

ギルバート・アデアの推理小説。 というか現代の作家が書いた本格推理小説の黄金時代へのオマージュ。アガサ・クリスティを念頭に置いたと思われる女流推理作家が探偵役で、先人たちへの敬意か、いろいろと語るのがすこしくどい。推理小説としてはなかなかよ…

名短編、さらにあり。

どの短編も面白かったが、「不動図」「紅梅振袖」の2編が収録されていた川口松太郎、この人の江戸っ子の誇りを見栄と痩せ我慢であると自嘲するくだりは特に気に入った。名短篇、さらにあり (ちくま文庫)作者: 北村薫,宮部みゆき出版社/メーカー: 筑摩書房発…

びんぼう自慢

五代目志ん生の口述記? 志ん生は読み書きができなかったらしく編集者に向かって話して聞かせる形になっているが、そのおかげか噺家らしい語り口が魅力。 噺家だけに脚色されていそうではあるが、現実は小説よりも奇なりという言葉を思い出させるような、表…

陸軍中野学校の真実 諜報員たちの戦後

陸軍中野学校の卒業生を追ったノンフィクション? かなり秘密が守られていたと思われる情報将校養成所の実際を、著者が卒業生から聞いて回る話。授業内容や卒業生のその後の話等。下山事件にも関わっていた(かもしれない)!話のくだりは少し胡散臭い。 陸…

古本、貸本、気になる本

古本・貸本・気になる本作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/08/11メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る出久根達郎のエッセイと書評。 この人のエッセイを何冊も、そして何度も読んでしまうのにはおそら…

朝茶と一冊

朝茶と一冊 (文春文庫)作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る

昔の部屋

出久根達郎の短編小説集。 著者の短編小説はきれいでやさしい日本語で安心して読めるのだがたまに、いきなりゾクっとさせられることがあるので気が抜けない。ネットで検索してもなかなか目次が見つからないのではっきりしないけれども、確か表題作がそういう…

逢わばや見ばや

出久根達郎の自伝小説。 完結編を既に読んでしまったのだが特別違和感はない。著者は集団就職で東京に出てきて古本屋の丁稚になり、世間に揉まれながら成長していく姿がほほえましいのは私が他の著作を多く読んでいるからというだけではないだろう。 読み終…

紙の爆弾

出久根達郎の長編小説。 戦時中製作されていた伝単と呼ばれる、宣伝ビラにまつわる話だが、古本屋たちの冒険活劇、というか結末に向かうに従ってかなりはっちゃけている。紙の爆弾作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/01メディア: 単行本…

かわうその祭り

出久根達郎の長編小説。 あるコレクターから手に入れた幻の映画フィルムの謎は満洲に遡り、果ては大津事件にまで及ぶ、“紙くず”に魅入られた人間たちの冒険劇。すこし群像劇風でまとまりに欠ける。かわうその祭り作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 朝日新聞…

笑い絵

出久根達郎の長編小説。 紙芝居屋が春本作りに関わり、XXな話に巻き込まれていく。庶民が時代に巻き込まれながらも精一杯生きていく感じが良かったのと二笑亭(物語の中では「可笑亭」)が出てきたのが嬉しい。 二笑亭というのは昭和初期の東京に出現した、…

ロンゲラップも行ってきました・その2

8日目もロンゲラップ。 ビキニと違い見るものもあまり無かったので午後はお休みとなった。上陸して散歩したり船の中をうろうろしたりしていると、なにやら島の人たちが集まってきた。マジュロへ帰るのなら乗せていってほしいという。彼らは帰島者向け住宅を…

ロンゲラップも行ってきました・その1

7日目の朝にロンゲラップに到着。おそらくこのビキニ〜ロンゲラップ間の航海(約一晩)が海の状況としてはもっともきつかったのではないかと。ベッドから落ちそうだった。 ロンゲラップ環礁は、水爆ブラボーによって深刻な汚染を受けたのはビキニと同じだが…

amazonから7枚目

CD

昨年買った分をamazonの履歴で調べて追加。クレイジードッグスアーティスト: クレイジードッグス,木村充輝,近藤房之助出版社/メーカー: ヅァインレコーズ発売日: 2009/07/22メディア: CD クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見るOtis Blueアーティス…

明けましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いします。 2011年は本60冊ぐらい、映画数本、CD数枚だったので映画と音楽に力を入れて、3割30本ならぬ30冊30本30枚を狙っていきたいです。