携帯の写真から見る南の島の生活

自宅の街灯が壊れたのか点灯しなくなっていたので、市長に電話して修理を依頼。すぐに来てくれたが、直っていなかった。 南の島における街灯修理の実態。 会社のトラックが壊れたので、修理の人に来てもらった。「クラッチ(重い)を下ろすからジャッキを用…

重いテーマを軽く描くことの功罪を考えさせられる『ジョジョ・ラビット』

監督・脚本:タイカ・ワイティティ(2019 米)出演:ローマン・グリフィン・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー、タイカ・ワイティティ、レベル・ウィルソン、スティーブン・マーチャント、アルフィー・アレン、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハン…

日本人に哲学はわからないという開き直り『反哲学入門』木田元

大学の一般教養課程で、簡単に単位をとれるという評判の授業は当然学生に人気があるものだが、私の在学時は哲学の授業がそうだった。授業の出欠は取らず、テストも回答においしいカレーの作り方を書くだけで単位が取れると噂されたその授業は、担当教師の名…

宗教嫌いの日本人が読んでおくべきかもしれない『世界がわかる宗教社会学入門』橋爪大三郎 

日本で宗教というと冠婚葬祭でお世話になる程度の認識が一般で「葬式仏教」という言葉もあるほどである。日常的に「宗教」といえば「あやしい」「胡散臭い」という枕詞がつくといっても過言ではない。これはカルト宗教によるテロ事件以降、加速傾向にあると…

モーニング愛読者はやっぱりモーニング系の漫画が好きだった

タグの説明を見ていたら#わたしのおすすめマンガ2020というのがあったので、オススメしてみる。ただし2020に限らず、最近読んでいる中から順不同。 まずゴールデンカムイ。今もっとも熱い冒険漫画。歴史を踏襲したシナリオとギャグのバランスが好き。 ゴール…

はてなブログへのリクエスト

いつも利用しているはてなブログ、以前のはてなダイアリーからお世話になっている。ありがとうございます。無料で利用しているのであまりえらそうなことは言えないが、はてなブログに移行してから、他のブログを探す手間がかかる、というか方法がなさすぎる…

ミュージカル映画の新しい方向性『ベイビー・ドライバー』

監督・脚本:エドガー・ライト(2017 英=米) 出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、エイザ・ゴンザレス、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックス、ジョン・バーンサル他 幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされな…

カバー曲のすすめ

カバー曲が好きでよく探している。良いカバー曲というのはなかなかないが、こんな人がこんな曲を!というのが見つかるとうれしい。ちなみに私の中では良いカバーの条件は簡単で、オリジナル曲をうまく自分流に解釈しなおしつつオリジナルの良さを残している…

既存の何かを変えようとするなら代案を出してほしいという話

どこかの野党の話ではなく、仕事の話。 お店をやっていると、いやお店のことだけではなく全ての仕事であることだろうけども、他のスタッフから「これはこうした方が良いんじゃないですかねー?」という提案をもらうことがある。南の島に暮らして10年を超えた…

体調が悪いというスタッフを病院に行かせたらデング熱だった。

お店の日本人スタッフが体調が悪いという。忙しくないからゆっくり休んでくれたまへと、二日休ませたが良くならないので病院へ行かせたところデング熱にかかってることが判明した。蚊を媒介にしてうつる病気である。わかったところで特効薬もないので水を飲…

歴史に消えた古代図書館は誰もが想像できる方法で存続していた『失われた図書館』A・M・ディーン

映画化を狙ったような海外サスペンス小説を読む場合、姿を現さない悪者の描写とか、主人公が悪者と対峙する場面がすごくいらないと思うのだけども、それはおそらく読む原動力が謎の部分への期待にあるからである。ただ海外サスペンス小説の著者はどういうわ…

素晴らしき製麺機の世界

お店にいるとお客さんから様様な依頼がある。日本人がやってる店だから日本製品ならなんでも取り寄せてくれると思っているようで、ありがたいことではあるが、なかなか商品を見つけるのが難しい。 多少なりとも知識のある分野の商品であれば見当はつくのだが…

私の体内水分量は少ないんじゃないか疑惑

先日仕事で行った病院の裏。本文とは関係ありません。 先日脱水症状で倒れかけたことを書いた。 ちょっと運動しようとしたら脱水症状を起こした話。 - Leave me alone so I can rock again 実はその後も一度、もう少し軽い症状ではあったが、急に気持ち悪く…

南の島と震災の記憶を描いた『絶唱』湊かなえ

湊かなえの連作集。神戸の震災で受けた様様な傷を南の島で昇華する話。ではあるが、それよりも南の島(トンガ)の日本人が描かれていてちょっとうれしい。そもそもミカさんより南の島の人がいい感じに出てくるということで勧められた本で、確かに大体こんな…

戦中戦後ドイツの混乱『ベルリンは晴れているか』深緑野分

深緑野分の長編ミステリ。舞台は第二次大戦後のベルリン。主人公は突然ソヴィエトの警察に拘束され、殺人事件への関与を疑われる。 まず舞台となる戦後ベルリンの圧倒的な情報量に驚く。翻訳小説っぽさもあり、これ書いたのドイツ人だっけ?と確認してしまっ…

ノラ・ジョーンズの、自宅でミニコンサート動画が楽しい。

昨夜Youtubeを見ていたら、Norah Jonesが自宅らしきところで演奏している動画を毎週公開しているのを見つけた。コロナで暗くなってる人たちを元気づけたいとかそんなような感じ。なんという素晴らしいアイデアと精神。毎週金曜日配信の様子。 いくつか見てみ…

久しぶりの仕事でつけたマスク。

実に5か月ぶりに日本からの漁船が、寄港はしなかったけども立ち寄ったのでヘルプに行ってきた。部品の補給と、ヘリコのパイロットの交代?だったのかな? 船から直接空港に向かってパイロットを下ろす、という作業につきあったが、直前まで入国許可が下りず…

RIP外山滋比古『思考の整理学』

外山滋比古が亡くなったので、追悼第一弾として『思考の整理学』を久しぶりに読んだ。ちょうど先日のシン・ニホンに書かれていたようなことが書いてあった。自分の頭で考えることの重要性である。30年以上前に書かれた本が今でも通用するというか、今こその…

グランド・フィナーレ

監督・脚本:パオロ・ソレンティーノ(2015 伊=仏=英=瑞)出演:マイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、ジェーン・フォンダ他 80歳になり現役を退いたイギリス人作曲家フレッド(マイケル・ケイン)は、親友の映画…

ちょっと運動しようとしたら脱水症状を起こした話。

今週のお題「怖い話」 ちょうど今日、怖い体験をした。 今日はお昼のほかに従業員からドーナツを2個もらい、おやつにドンタコスを食べ、さらにスコーンを一つと食べ過ぎていたので、家に帰ってから運動をしようと家の周りをぐるぐる歩いていた。1周150mくら…

現代民話考<10> 狼・山犬・猫

松谷美代子によって集められた明治以降の民話集その10。今回のテーマは狼・山犬、猫。 最近の日本で狼と言ってもウルフ千代の富士貢くらいしか思いつかないが、明治頃まではあちこちにいたらしい。東京でも稲城や府中、檜原村、私のお膝元である中野区などの…

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

全日本から別れたプロレス団体の40年の軌跡。ではなく、ここ20年ばかり停滞している日本を立て直すためのアイディアの本。 人工知能の活用、女性や高齢者を労働力として生かすための働き方の改善、労働の生産性を上げることなどによりこれまでの遅れを取り戻…

非感染国の日常。

現在マーシャル諸島は、世界でも数少ないCOVID-19の非感染国としてがんばっている。非常事態宣言により全ての入国は禁止され、週に数便あった国際線は月1便になった。貨物の飛行機は飛んでいるのかどうかよくわからないが、航空便の荷物は減便により到着が遅…

とどめの一撃

第一次大戦前後のバルト海あたりの話。主人公と友人とその姉。主人公目線で語られたところによると、友人の姉は主人公を愛しているが、煮え切らない主人公の気を惹くべく、他の男と関係を持ち、それを主人公に報告してくる。そしてそれでも煮え切らない主人…

約70時間ぶりに外出。

日曜日は本の部屋と物置の片付け、あとシュノーケルを少々。月曜日と今日は寝室の片付け。長年の経験から取っておいても捨てることになるものはなんとなくわかるのですぐに捨てておけば良さそうなものだが、それはなかなか難しい。 会社の方は、車が一台オー…

急きょ休むことにしました。

今年の夏は日本に帰ることができない。できないが有給休暇はたくさんあるので、来週1週間を夏休みとすることにした。今年に入ってから3月に半日、5月に1日しか休んでいないので、少しくらい休んでも罰は当たるまい。ただし休みにしても行く場所はないので家…

プロフェッショナルは素人には及ばないところまで考えていてほしいという願望。

今年の夏は日本に帰ることができない。もちろん巷で流行っているCOVID-19、新型コロナウイルスの影響である。今現在日本が入国可能なのかどうか知らないが、マーシャルの入国禁止が解除されない限り再入国ができないので出国するわけにはいかない。もっとも…

タイピスト!

監督:レジス・ロワンサル(2012 仏) 出演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ他 女性にとって大人気の職業が秘書で、さらにタイプライター早打ち大会に勝つことが最高のステータスだった1950年代のフランス。田舎出身のローズ(デボラ・フランソワ)は…

現代民話考〈9〉木霊・蛇・木の精霊・戦争と木

松谷みよ子によって集められた明治以降の民話集その9。今回のテーマは木霊・蛇等等。 蛇はヤマタノオロチを引き合いに出すまでも無く、元より生と死の象徴だったり神の使いだったり信仰の対象であり、身近な存在であるので話例も多い。驚くのは大蛇の話が多…

現代民話考1 河童・天狗・神かくし

日本民話界のエース、松谷みよ子によって集められ編集された現代の民話集。それぞれのテーマについて日本各地から集められた話が話者の口調そのままに収められている。 河童の話は全国から集められており実際に見たという話も多いが、天狗は気持ち東寄り、ま…