ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。(Yahoo!映画より)

 60年代から70年代のハリウッドというのは「夢と希望」のエンターテイメント作品から「反抗」のアメリカン・ニューシネマへと移行した時代。今回タランティーノ監督は自身が懐かしく感じるその60年代をよみがえらせ、1969年のシャロン・テート殺人事件の前後を描き直した。

好きなものを映像化させるのが映画監督であるとすれば、その点で全く手を抜かないタランティーノ監督は「ワンス・アポンタイム・イン・ハリウッド」でも素晴らしい映画監督である。「自分の好きなものはコレ!」「わかる人にだけわかればいい」というオタクっぷりが堂に入っている。きれいに言うと、60年代への愛情があふれている。過去の成功(西部劇)にしがみつく主人公リック・ダルトン勝利を勝ち取るのも、マンソン・ファミリーがオーバーキルされるのも、60年代への愛情の発露と考えれば納得である。そのリック・ダルトンを演じていたのはレオナルド・ディカプリオで、自身を落ち目と考える元スターを熱演。この映画でオスカー取ったら面白いかもしれない。

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック

 

 

どこかで聴いたような曲だと思ったら。


Bo Diddley - Shut Up Woman

昼食後、会社に戻る車中でBo DiddleyのShut Up Womanが流れた。Bo Diddleyと言えばグレッチの四角いギターの渋いあの人だが、アルバムのジャケ裏写真(上記動画の背景写真)とか見ると若い頃はやんちゃしていたようだ。
そのボーさんの曲、なんかどこかで聴いたことあると思ったらMuddy WatersのMannish Boyじゃない?いやこれ実際替え歌なんじゃない?と調べてみたらMannish Boyがボーとマディの共作で、ボーさんが歌詞を変えて作ったのがShut Up Womanだそうだ。wikipediaって便利。
タイトルだけ見ると前時代的というか今時そんな強気なタイトルつけられないよねと思ったが、曲中では何度もシャラップと歌っているので、何度言っても全然黙ってくれないような相手のようなので安心した。

パーマネント・バケーション

監督/脚本/製作:ジム・ジャームッシュ

ジャームッシュが大学在学中に作った長篇デビュー作。落ちこぼれ気味の16歳の高校生アリーが、自分の周囲にも様々なアウトサイダーのいることに気付き、その出会いがおのずと、旅へ向かう自己の指針を決めていく……。 

映画の製作された年が1980年となってるので、おそらく70年代末のアメリカ、ニューヨーク。ちょうど私の生まれた頃である。主人公アリーは漂う男。彼女らしき人の家に転がり込んではいるが二、三日連絡がつかなくなることもある。そう、90年代までは携帯もメールアドレスもSNSもなかったので、連絡がつかなくなることなんて珍しいことではなかった。駅で待ち合わせるのも一苦労だった。
「長年会ってない人に会いに行く」は、良いアイデアだと思うので、私もそうしようかな。漂わないけど。 

パーマネント・バケーション [Blu-ray]

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踊るクリストファー・ウォーケン


Fatboy Slim - Weapon Of Choice [Official Video]

 

今朝、車の中でこの曲がかかった途端にクリストファー・ウォーケンの踊る姿が頭に浮かんだ。

私にとっては『デッドゾーン』の印象が強い俳優だが、怖い見た目とは裏腹に踊るのが得意なのか好きなのか、実はいろんな映画で踊ってるらしい。

↓こんな動画もあった。奥の深い人である。

 


Christopher Walken Dance Now Full HD edit

アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方

海軍一のダメ軍艦(誘導ミサイル駆逐艦)「ベンフォルド」に配属された艦長が、成果の上がらない組織を立て直し、柔軟で自主性にあふれる「強いチーム」をつくり上げた、その驚きの手法とは?

残念ながら目からウロコの金言は言ってない。アメリカ海軍のやり方ではなく著者独自のやり方しか紹介してないし。ただ実際のアメリカの軍艦で起きたことなのでなにかと面白く読める。

ただ一番面白いのは艦長である著者の自己肯定感の強さ。公明正大、陽気で単純、ご褒美はバーベキューにビール!と、アメリカ人とはかくあるべしみたいなステレオタイプを遵守しているのはさすがである。
アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)

アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)

 

 

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。
マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアンディ・グローブのアドバイスが満載の経営書である。(amazonより)

マネージャーのアウトプットは組織のアウトプットになるので、マネージャーの仕事は組織のアウトプットを大きくするためのテコ入れであるべきであるという話。情報収集、ミーティング、判断というものはそのためにするんですよ。一々ごもっともで耳の痛い話。
日本の一般的な会社経験が少ない私のようなものには、「一般的な会社」という幻想みたいなものがあって、「日本の会社ではこういうことはしないんじゃないか」と考えることがある。もちろん世の中にはいろいろな会社があって当たり前なので何をやってもいいのだけども、自分のやり方が大きくは間違ってないという確認になるのでこういう本はありがたい。 

私のいる会社での日本人スタッフは常に現地人を使う立場なので、彼らには現地スタッフを使っていろいろとやってほしいのだけども、使おうとする人が少ないというか、うまく扱える人は意外といない。ここ10年で一人くらいか。自分でやった方が早いからか指図をしても十分なリターンがないからか、その辺の理由はわからないけれども、たまに上手くいくと一人で仕事するより多くのことをできるので、人の使い方はなるべく早く覚えた方が良い。

 

「ドラえもんの秘密道具の中から一つもらえるとしたら何がほしいか?」への模範的回答とは。

日曜日に11歳の娘と、6歳の息子と、「ドラえもんの秘密道具の中から一つもらえるとしたら何がほしいか?」というよくあるテーマで話していた。よくある話題ではあるが全員が真剣に考えていた。
私の答えは「どこでもドア」。日本から荷物を運ぶのも簡単だし、好きな時に日本に帰れるから(そもそも日本から出勤できるのでは?ということには気づかなかった)。歴史好きといてはタイムマシンも魅力的だが、使い方が難しそうだし、現実的に利益が大きいのはどこでもドアかなと。
娘の答えは「もしもボックス」。「もしも私が『どこでもドア』を持っていたら」と使うことで、どこでもドアの代わりにもなる!全ての道具に対応できる!とのこと。一見頭の良い答えのようだが、果たして物理的にないものを「もしも」で手に入れることができるのか?という疑問に怯み、それがダメなら何にしようかなあ?と悩みだした。曰く「タイムマシンもいいよね、でもタケコプターはないなー。空飛ぶだけだし」。
息子の答えは「タケコプター!」。理由は「空をとべるし」。打算のかけらも感じさせない叫び。さすが男子。今お姉ちゃんが言ったのをそのまま言っただけだろ!
しかし、そもそもドラえもんひみつ道具にふさわしいのは「空を自由に飛びたいなー♪」という単純かつ夢のあるこころではないだろうか?○○に使えるから、××が便利になるからなどという、よごれっちまったこころの持ち主にはドラえもんひみつ道具もいらないのではないか?そう考えると息子の回答は今回のテーマの模範的回答といえる。というわけで息子、合格!娘と私は、こころに夢と希望を持ちましょう。