日本開国: アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由

1854年、ペリー提督は大艦隊を率いて浦賀に再来航し、その威容をもって日米和親条約を結ぶ。しかし、その後の修好通商条約の締結は“ノンキャリ”領事ハリスただ一人に委ねられた。開国の目的は日本との交易ではなく、中国市場との距離を縮めるべく立案された「太平洋ハイウェイ(シーレーン)」構想が隠されていた―米側の史料をもとに、開国のシナリオを練った中心人物アーロン・パーマーの動向を描きながら、日本に開国を迫ったアメリカの真意を明らかにしていく。本書は、今日にいたるまで一貫するアメリカの対日・対中政策の原型を描き出した「新・開国史」である。

 編年体というほどではないけども、幕末に起こった出来事の中から主に開国にまつわる話を抜き出してまとめた本。アメリカ側の情報が多い。
アヘン戦争を見たアメリカが、時代に乗り遅れてはならぬと構築しようとしたのが「太平洋シーレーン」で、そのための日本の開国だった。というのが本書の拠る説。細かく説明されていて納得。

 

ムーンライズ・キングダム

監督:ウェス・アンダーソン(2012 米)
出演:ジャレッド・ギルマン、カーラ・ヘイワード、ブルース・ウィリスエドワード・ノートンビル・マーレイフランシス・マクドーマンドティルダ・スウィントンジェイソン・シュワルツマンボブ・バラバン

1960年代ニューイングランド島。自分が養子だということを寂しいと感じながらボーイスカウト活動をしていたサム(ジャレッド・ギルマン)は、常に本を読んでいる少女スージー(カラ・ヘイワード)に恋をする。キャンプでの生活になじめない二人は文通を始め、キャンプから勝手に抜け出し森で自由気ままに過ごしていた。一方、村では保安官(ブルース・ウィリス)やスージーの両親(ビル・マーレイフランシス・マクドーマンド)らが、二人を捜していたのだが……。(Yahoo!映画より)

 いやよいやよも好きのうち、のウェス・アンダーソン監督作品。6本も見といて好きではないとも言いにくいが、本当に、そんなに好きじゃないんだよなあ。
今回もすごくカラフルですごくきれいな色彩の村が舞台で、おとぎ話か漫画のような世界。現実感はゼロだがそこに住んでいるのは死んだ魚のような目をした大人たち。これだけで結構グロい。カリカチュアライズというか、風刺というか。そしてその大人たちに逆らうように逃げ出す子供たち。スタンドバイミー。事件で目を覚ます大人たち。すべてを押し流す嵐。変化があって、少し閉塞感が薄れ、良くなった(と思われる)村。面白いけど、監督のドヤ顔が透けて見える気がしてなかなか好きになれないんだよなあ。
しかしアメリカ人て「全てを押し流す嵐」的なものが好きですね。そういうものに名前があった気がするけどもなんだかは忘れた。そういえば子供たちの劇中劇もノアの箱舟だった。キリスト教では常識というかイメージとしてわかりやすいのかもしれない。

 

ギター・マガジン8月号は買いだ!

ギター・マガジン 2019年 8月号 (特集:ブルース三大キング) [雑誌]

ギター・マガジン 2019年 8月号 (特集:ブルース三大キング) [雑誌]

 

ギター・マガジン8月号はブルース三大キング特集!も良いのだけども、吾妻光良+牧裕のインタビュー、さらに吾妻さん所有ギターの一部が本人のコメント付きで紹介されているという濃い内容。噂のマンドリンギター?も載っているので買うべき。

amazonから5枚目

Bomb the Rocks: Singles

Bomb the Rocks: Singles

 

 今更ながら、ごろっぱちのCDを買った。懐かしい。

オーシャンズ12

監督:スティーブン・ソダーバーグ(2004 米=豪)

3年前カジノから大金をまんまとせしめたオーシャン(ジョージ・クルーニー)とその仲間たちだったが、金を奪われたベネディクト(アンディ・ガルシア)の怒りはおさまっていなかった。「1億6,000万ドルに利子をつけて返済しなければ命はない」と迫り、オーシャンたちは金を準備するためにヨーロッパへ飛ぶ(Yahoo!映画より)

 人気作の二本目。前作品より話が込み入っているのでちゃんと見てないと話の筋がわからなくなるが、基本的にはボケっとしながら見ていても楽しめる映画。ただ物語の発端が前作の借金返済にあるので、ちょっとパッとしない。11を見てないと楽しめないかもしれない。ジュリア・ロバーツのくだりは楽しい。

オーシャンズ12 [Blu-ray]

オーシャンズ12 [Blu-ray]

 

 追記:という投稿をした後で、既にオーシャンズ12の感想を書いていたことに気がついた。

enamel.hateblo.jp

アラジン

監督:ガイ・リッチー(2019 米)
出演:ウィル・スミス他

貧しいながらもダイヤモンドの心を持ち、本当の自分にふさわしい居場所を模索する青年のアラジン(メナ・マスード)は、自由になりたいと願う王女のジャスミン(ナオミ・スコット)と、三つの願いをかなえてくれるランプの魔人ジーニー(ウィル・スミス)に出会う。アラジンとジャスミンは、身分の差がありながらも少しずつ惹(ひ)かれ合う。二人を見守るジーニーは、ランプから解放されたいと思っていた。

 この夏の一時帰国で見た映画はこれだけ。
ディズニーアニメの『アラジン』は、いまはなきテアトル吉祥寺で見た。優待券をもらったので別館(テアトル吉祥寺は1と2があった)で『ザ・ファーム 法律事務所』も選べたのだが、確か『ザ・ファーム』は小説を読んだのとトム・クルーズがそんなに好きではなかったので(今もそんなに好きではないが)『アラジン』を選んだ。ジーニーの登場場面を見て、ディズニーすげえと思った覚えがある。
実写になってもその辺は変わらず、やはりジーニーの登場場面やアラジンが城に乗り込む場面はノリノリである。前回と違ったのは主人公アラジンがより煤けた小悪党にしか見えなかったり、王様が可愛くないので無能っぽさが際立っているなどの点だろうか。実写化による弊害ともいえるかもしれない。
もっとも子供のための映画であることを考えれば、同行した息子はノリノリで歌を歌いながら劇場を後にしていたので、十分合格点なのだと思う。
ディズニーとCG実写化という組み合わせはすごい。以前『シンデレラ』を映画館で見た時にも思ったが、夢の世界をリアルに再現するための気合を感じるし、それを実現するための手段としてこれ以上ない組み合わせに思える。

 

ハングオーバー!1~3

監督:トッド・フィリップス(2009-2013 米)
出演:ブラッドリー・クーパーエド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキスジャスティン・バーサケン・チョン

結婚式を2日後に控え、新郎のダグは独身最後の夜を満喫すべく、友人たちとラスベガスの高級ホテルのスイートで散々バカ騒ぎをして楽しんだ。しかし翌朝二日酔いから目覚めると、部屋は荒れ新郎の姿は消えていた。一体彼らに何が起きたのか!?(1作目のあらすじ)

 バチェラーパーティーで羽目を外した男たちの話。面白いところもあるんだけど、下品な感じが今一笑えない理由か。育ちが上品なもので。いや下品なのは構わないが、それだけで笑えと言われてもなー。私の好きな下品さではない。いやむしろ異文化を理解してない白人を笑う映画なのかな?その方がしっくりくる。
一部のアメリカはアジア人の描き方がいつまでも下手なので、ポリティカル・コレクトネスとか厳しいこと言う前にもっとアジアについて勉強した方が良いと思う。多少偏った描き方でもリスペクトを感じれば誰も文句言わないのに。