クワジェリンに行ってきました。

クワジェリンのビーチ。

 複数の大型ツアーを含めた観光客が集中する怒涛の3月前半が終了、私の30連勤も本日で終り。忙しくなる直前に日本人スタッフが一人入れ替わったので、気持ちも新たにいろいろと取り組みたいところだが、まだ今月末には棚卸、そしてそれに向けていろいろと片付けがあるので、まずはこいつをやっつけてからである。明日は久しぶりに丸一日予定がないお休み。

 そして先週から今週にかけては何年振りかのクワジェリン環礁に行っていたのでした。クワジェリン環礁クワジェリン島は現在米軍基地として使用しているので、通常は一般人は立入禁止。当然写真撮影は許可されていないので、大丈夫なところだけ写真を掲載。

クワジェリンの隣のイバイ島のカラフルな教会。

クワジェリンへ行くフェリーが来る船着き場。

フェリーが到着。ここから先は撮影禁止。

島内のあちこちに貼ってある、「爆弾落ちてるから許可なく掘り返すの禁止」の看板。

最近基地内で発掘された日本軍の銃。九九式小銃。

 米軍基地に入るたびに思うことで説明が難しいのだが、端々に合理的な考え方が徹底されているんだろうなという感じがして好ましい。会社でもなにかしら真似してみたいけどなかなか難しそうである。人はかなわないものに憧れるのです。

面倒くさいは人生最大の敵

愚痴ばかりではあれなのできれいな景色をお楽しみください。

 3月頭に大きな案件が3つ集中していて、忙しくしている。当然ながらこちらでの仕事は英語で話さなければならないので、これが何年経っても面倒くさい。面倒くさがるので一向に英語はうまくならない。またその大きな案件はコロナ前に何度かやっていたことで少しは関係者との意思の疎通が楽になっていたのだが、関係者が変わったりしてまた1から始めており、これもまた面倒くさい。さらに弊社アシスタントが全くと言っていいほど使えないので、仕事を任せるということがほとんどできず、これまた面倒くさい。麻雀ならばあと1つで満貫というところであるが、他の仕事がスムーズに進まないとか、新しく日本から来る予定のスタッフの労働許可にいつもよりさらに時間がかかっていたりとか、停電とか、インターネットが繋がらないとか、電話も全く繋がらなくなるとか、他にも細かい問題は数え切れないので、面倒くさくてもやれる準備をやれるうちに済ませておくほかない。これはもうひとつの真理であり、そこまで悟ればブッダの領域ももうすぐといっても過言ではない。

見ても見なくてもドラマの感想は変わらない『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』

監督/脚本:デイヴィッド・リンチ(1992 米=仏)

出演:シェリル・リー、カイル・マクラクラン

内容:ドラマで見せなかった部分を見せるよ


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 ドラマも第2シーズン佳境に入り、なかだるみはあったもののなんとか最後までたどりついた。しかし最後の最後まで見ても釈然としない終わり方で、「次のエピソードを見る」ボタンを押したら映画に誘導されたので見ることにした。以下ネタバレ。

 簡単にまとめればローラ・パーマーはなぜ殺されたのか?がドラマを通じての謎であり、クーパー捜査官が中心となって解決に奔走したのがドラマの方で、ツイン・ピークスの森にたまっていた悪意のかたまり的なもの(がとりついた人)に殺された、ローラはそれをわかっていてわりと昔から抵抗はしていたけどね、というのが映画の話ということになるか。ただしそれがなぜ起こったかという点については説明してないし説明する気もなさそうである。

 ドラマについては短編小説集のようで楽しい面もあったがその魅力がわかったとは言い難い。しかしクーパー捜査官や捜査官助手のホーク、ホテルの娘オードリー、監督自ら出演したゴードンなどキャラクターは魅力的だったので良かった。だがジェームス、こいつはダメだ。こいつが出てくると全て陳腐なメロドラマになる上にあまり説得力がなかった。

 ちなみにこれらの出来事の25年後を描いたリミテッド・イベント・シリーズというのもあるらしい。見るべきかどうか微妙なところである。

 

 

『クマにあったらどうするか ―アイヌ民族最後の狩人 姉崎等』片山龍峯

 アイヌ民族のクマ撃ちとして生きてきた姉崎さんへのインタビューを中心にまとめた本。曰く、クマは人間を恐れているので恐怖心を見せてはいけないとのことです。そらまあそうなんだろうけども、試してみるにはリスクが大きすぎるので、そう理解したからと言って恐れずに立ち向かうことは難しい。それだけ姉崎さんの経験が得難いものであるともいえる。

 クマの息遣いが聞こえるような面白い内容であったが一部重複しているので姉崎さんがすごくくどいおじさんみたいに感じられた。そこはうまく編集して何とかしてほしかった。

 

「車がこわれました」と彼は言った(2回目)

本文とは関係ありません。

 アシスタントスタッフのTさんにお使いをひとつ頼んだ。そろそろ終わるかなーという時間に電話がかかってきて曰く「車がこわれました」。エンジンがかからないという。その車は私も普段使う車で、今まで特に怪しい動きもなかったのだが。とにかくエンジンが全くかからないというので、他のスタッフを救援に送った。またその車がないと私が今晩家に帰る際の車もないということになるので、急いで知り合いのレンタカー屋さんに電話して一台手配してもらうことにした。

 レンタカー屋で待っていると、またTさんから電話がかかってきて曰く「車が動きました」。キーレスの車なので、運転席前方から少し離れた場所にカギを置いていたのが原因だったらしい。私は受付で事情を話してレンタカーをキャンセルし、事務所に戻った。

 しばらくしてTさんが戻ってきて曰く「お騒がせしました」え、それだけ?救援部隊は?「あ、すれ違いざまに説明しました」おつかいは?「あ、そちらは無事完了してます」車は?「え、問題ありませんよ?」おまえが問題起こしたんじゃなかったっけ?という言葉を飲み込み、ひとつひとつ確認してようやく状況がクリアになったのでとりあえず安心できた。車が壊れてなくて良かった。と思うことにしよう。

 ※追記。おつかいは完了していないことがあとで判明した。