2017-01-01から1年間の記事一覧
監督・脚本:山田洋次(2017 日) 出演:橋爪功、吉行和子、西村正彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、風吹ジュン、小林稔侍ほか 内容:久しぶりに会った友達が死んだ。家族はつらいよ2 豪華版(初回限定生産) [Blu-ray]橋爪功Amazon
監督:ギャレス・エドワーズ(2016 米) 出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、リズ・アーメッド、ベン・メンデルソーン、ドニー・イェン、チアン・ウェン、フォレスト・ウィテカーほか 内容:エピソード3.5 スターウォーズのスピンオフ・シリー…
監督J・J・エイブラムス(2015 米) 出演:ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーほか 内容:ジェダイの復讐の30年後。 新しい主人公3人はレジスタンスのポーと、元トゥルーパーのフィンと、ゴミ漁りのレイなんだが、ポーは登場時間…
監督・脚本:ウディ・アレン(2015 米) 出演:ホアキン・フェニックス、エマ・ストーンほか 内容:実存的危機に陥った教授が新しい生きがいを見つける。教授のおかしな妄想殺人 [Blu-ray]ホアキン・フェニックスAmazon
アイランドホッピングを前に読む本がなくなるという窮地から逃れるために空港で買った本。長編サスペンス? なんだかよくわからないけど命を狙われている女性が殺し屋にさらわれてアレー?という話。説明不足なまま転がりだす前半は面白かったが、後半から恋…
あなたの知らない千葉県の歴史 (歴史新書)作者: 山本博文出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2012/07/05メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログを見る
どこかで面白いという噂を耳にして、キンドルで見つけたので読んでみた。これなんていうサロメ?というのが感想。あれ、サロメって誰が書いたんだっけ。ワイルダー?それは大草原の小さな家?いやそれはローラ・インガルスか。ジーン・ワイルダー?それは羊…
哲学の問題を哲学の初心者とそうでもない人の対話篇。 昔の本はこういうスタイルが多くあったと聞くので、著者もその真似をしたかったのだろう。対話という形は事実を並べられるよりも頭に入りやすいように思う。それが頭にしっかりと残るかといえばそれはそ…
歴史でわかる科学入門 (ヒストリカル・スタディーズ08)作者: ウィリアム・F・バイナム,藤井美佐子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2013/12/13メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る
大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: レイモンドチャンドラー,Raymond Chandler,村上春樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/07/24メディア: 新書この商品を含むブログ (11件) を見る
出久根達郎のエッセイ。風がページをめくると (ちくま文庫)作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る
ケイト・モートンの長編ミステリ。 20世紀初めにオーストラリアの港に辿りついた少女の身元を探る話。過去と現代が錯綜しつつ明らかになる謎、というロバート・ゴダードを彷彿とさせるゴシック・ミステリは私のストライクゾーンど真ん中らしく、一気に読んで…
生産性を向上させよう、という話。 生産性はコストの削減と成果の増大により向上するが、スタッフ全員が意識することが必要である。特に管理職は生産性を向上させることで自分の時間を増やすことができる。 その他著者のマッキンゼーでの経験による研修、ノ…
あっという間に2017年も終わってしまいましたなあ。いろいろあった2017年。●遺体搬送をした。 いきなりです。棺を作ったり日本と連絡したり、私たちも大変でしたが、亡くなった方もご遺族はそれ以上に大変だったと思います。ご冥福をお祈りします。●すえまつ…
「中年男性ってどうしてあんなに汚らしいのですか」という女子学生の問から始まる「世間」探求の書。 歌に詠まれた世間、徒然草における世間、真宗教団における世間、西鶴の作品にみられる世間、漱石や荷風にとっての世間、等々、様々な角度から世間というも…
二千年前に古代ギリシャで記されたルクレティウスの「物の本質について」を中世に再発見した人の話。 世界史には疎いので歴史の主舞台が古代ギリシャからローマ帝国へどのように移っていったか、またローマ帝国初期に異教徒であったキリスト教がどのようにし…
100円なら読んでみようと買った、池上彰の本。 目次で気を引いたのは原発関連の話題。実際テレビまたは大きいマスコミだけでは実像のよくわからない話題は多い。私は海外に住んでいるので、日本のテレビがどのような報道をしているかは実感できないが、一時…
「翻訳夜話」に名前が挙がったヴォネガットのエッセイを見つけたので読んでみた。 知的な小説家による皮肉のきいた現代社会批判。読むには易く、という感じだが書くのは大変そうという印象。ハムレットの話が一番面白かったかな。 ところでこのエッセイでも…
翻訳者・柴田元幸が授業に村上春樹を呼んで、翻訳について、主語について、意訳について等々、翻訳にまつわる諸々を語りあった内容をまとめたもの。それぞれが訳したレイモンド・カーヴァー、ポール・オースターの短編が、原文付きで巻末に収録されていて面…
監督:ロベルト・ベニーニ(1999 伊) 出演:ロベルト・ベニーニほか 内容:常に人生の明るい面を見る主人公とその家族が戦争に巻き込まれる話。 感動の作品と聞いていたので身構えていたのだが、主人公演じるロベルト・ベニーニのしゃべりが人生を回してい…
哲学について、素人と哲学者の対話という形で教える本。 哲学を学ぶことは論理的な考え方を身につけることでもある。道徳と正気について、知識について、世界について、心と身体について、など、一つの事柄を細かく考えていくには相当な忍耐も求められる。と…
人間の頭で考えるられることの限界について、例題を元に説明し、様々な考え方を代表する登場人物に対話させているので読みやすい。何一つ頭には残らなかったが、思考実験とか哲学に興味が湧く。理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)作…
・計画不在 ・同じ失敗を繰り返す という文が目に入ったので読んでみた。 自分の仕事は立場的なものなのか待つことが少ない、というより待っても誰かがやってくれることがないので大抵の仕事は計画を立てずに進める。わからなければ調べる。そんなやり方でな…
貝と石を見て、前者が生物で後者が無生物とわかるのはなぜか、という話。 DNAのらせんが云々という話だが、正直あまり覚えていない。研究者の逸話の方が記憶に残っているのは他人の功績を盗んだ疑惑のある研究者とか、破天荒な研究者とか、人間臭い話が多か…
最近流行りのタイムリープ?もの。もっとも、最近の小説ではない。 主人公は同じ日を何回も繰り返してしまうという性質を持っているという設定で、これを利用して祖父が死んだ原因を解明しよう、という話。設定がSFぽい以外は割とちゃんとしたミステリではあ…
奥田英朗の長編小説。中野ブロードウェイを走り回る小学生が南の島へ行く話。もしかして私のことですか?というくらい親近感のわく設定だった。何かちょっとスゴいものが見られるらしい、と大久保まで行くくだりは読んでいてニヤニヤしていたと思う。私の場…
ウンベルト・エーコの長編小説。いろいろこじらせた3人の男がオカルト話をでっち上げたらあぶない人たちに巻き込まれて大変だった、という話。ただこれだけの話を延々と引き延ばすのはすごい。衒学的大作。 点が三つあるだけで人の顔に見えてしまうシミュラ…
仙台を舞台にしたパッとしない群像劇。伊坂幸太郎。 群像劇はたくさんの登場人物が思いがけない絡み方をするのが面白さの一つだが、この作品では絡み方が自然でない感じ。パッとしないのは伏線を回収していないせいにも思える。「高橋さん」の神様のエピソー…
1284年6月26日に130人の子供たちが行方不明になったという歴史的事実について、残っている伝承、記録、ハーメルンという都市の成り立ち、当時のハーメルンの置かれた状況などを手掛かりに解明していく本。 中世ドイツという、私にとっては何も知らないとっつ…
奥田英郎の長編小説。さっくり読めるエンターテイメント。あんまり覚えてないけどそんなに最悪でもなかった。あ、工場の人が追い詰められていくのはちょっと最悪な感じだったかも。ちょっと最悪ってなんだ。最悪 (講談社文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー:…