2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
15歳の少年の少し不思議な成長譚。丹波哲郎の『大霊界』ばりにこの作品を省略するとそうなるのではないかと思う(『大霊界』の場合は「死んだら驚いた」。心に残るキャッチコピーである)。さて大霊界はともかくこの物語は前半で伏線を張り巡らして話を膨ら…
徳川幕府歴代将軍たちはどんな持病をもっていてどのように死んだのか?という本。歴代将軍の身長と同じ大きさに作られた位牌と墓を掘り返した際の記録を突き合わせて身長を検証したりはなかなか面白く、その結果の5代将軍綱吉の身長が130センチに満たなかっ…
監督:エミール・クストリッツァ(2005 仏・セルビア=モンテネグロ ) 出演:スラブコ・スティマチ、ナターシャ・ソラック他 内容:捕虜になった息子と交換するべき捕虜を愛してしまった。 旧ユーゴスラビアは「7つの隣国、6つの共和国、5つの民族、4つの言…
高校生の時分に現代文の課題として1年間勉強したはずの夏目漱石の「こころ」を久しぶりに読んでみたら3時間で読み終ってしまった。それだけ面白いというか、上・私と先生の出会い、中・途中経過、下・先生の告白という三段からなる話が読者をひきつけるべく…
4月も中盤を過ぎて日本ではそろそろ連休が気にかかる頃でしょうが、こちらでは大した休みもないので引き続き棚卸しというか決算を終らせなければならないのでした。めんどくせ。ちなみに今回の棚卸しでは膨大な量の未展示商品と共にミイラ化したヤモリ、鼠、…
監督:ハワード・ホークス(1940 米) 出演:ケーリー・グラント、ロザリンド・ラッセル 内容:編集長が別れた敏腕記者である妻とよりを戻す スクリューボールコメディの基本は男女が喧嘩をしつつも仲良くなっていくというのが基本で、これには当時の映画製作倫…
戦国幻想曲 (新潮文庫)作者: 池波正太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/08/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る
進化した猿たち (2) (新潮文庫)作者: 星新一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1982/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る
おみそれ社会 (新潮文庫)作者: 星新一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1985/12/24メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る
戦国武将名言録 (PHP文庫)作者: 楠戸義昭出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/07メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見る
戦国城塞伝―十二の城の物語 (PHP文庫)作者: 津本陽出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/04メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る
戦国時代の最期といえば、最後まで抵抗していた関東以北を仕置きするべく行われた豊臣秀吉による小田原征伐であるが、その前後の関東の状況を細かく分析し、実は小牧長久手の戦いあたりから上方に同調してそれぞれの勢力が争っていたのですよ、という本。細…
最近は本を読んだり映画を見たりの毎日を送っています私です。字面だけを見ると優雅な生活に見えますが仕事がそれなりに忙しいのでそれ以上のことをできていないという方が実情に沿っているかもしれません。ここの更新もままならないというか、じゃあ何故今…
監督:アルフレッド・ヒッチコック(1940 米) 出演:ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテイン他 内容:金持ちと再婚した田舎娘が今は先妻の影に怯える 見る前の情報としてはアカデミー作品賞を受賞した作品であるということ、ヒッチコックの渡米後第…
監督:アルフレッド・ヒッチコック(1951 米) 出演:ファーリー・グレンジャー、ロバート・ウォーカー他 内容:見知らぬ乗客に交換殺人を持ちかけられた。 www.youtube.com タイトル通り見知らぬ乗客に交換殺人を持ちかけられ、まともに相手をしないうちに実…
監督:ルネ・クレール(1942 米) 出演:ヴェロニカ・レイク他 内容:奥様は魔女。 呪いをかけた相手の子孫を自分に惚れさせるべく作った薬を飲んでしまって逆に押しかけ女房となる魔女。魔女が可愛くなければ鬱陶しいだけの話だが、そこは楽しめるだけの女優…
監督:プレストン・スタージェス(1941 米) 出演:ジョエル・マクリー、ヴェロニカ・レイク他 内容:世間知らずの映画監督が苦労を知るために旅に出ようとする 「もう一人のスタージェス」として有名なプレストン・スタージェスはスクリューボールコメディー…
4月に入って日本ではもう桜が散る頃でしょうか。新入社員の季節は通勤電車がより混んでいるような気がしていやなものですね。こちらは変わらず夏です。日焼けで顔の皮がむけてます。 さてこのところ仕事が忙しくご無沙汰していましたが、また離島行きの船の…