2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

逝きし世の面影

江戸時代は武士がのさばり農民や町民はひれ伏していた時代だったのだろうか?そのような重苦しい時代がなぜ260年も続いたのだろうか?幕末に日本を訪れた異邦人たちはその答えを残していてくれたのである。今は滅んでしまったが、人々が明るく暮らし、全く異…

乙女シジミの味

出久根達郎のエッセイ。 新聞に連載したエッセイ129篇!割と最近のエッセイなので話題にも聞いたような話があるのはいいが、新聞連載であるせいか、短い。もう少し長いのが読みたい。ビッキ亡き後にキキという新しい犬を飼っていることが判明した。出久根中…

日本史鑑定

高橋克彦と明石散人の対談。 高橋克彦はなんだったか怖い話と、あともう一冊、ミステリぽいものを読んだことがある気がする。明石散人という人は読んだことなかった。しかしこの人は頭の周りは早いんだろうけども押し付けがましいというか、僕が僕がとうるさ…

人に強くなる極意

佐藤優の新書。 著者は外務省に勤め、ロシア関係を主に担当していたが鈴木宗男失脚に巻き込まれて512日間勾留の後、釈放されて文筆家に転進した人。最近父がこの人の本をやたらと勧めてくるので、それらの中からしゃっちょこばらないですみそうなタイトルの…

古本道場

角田光代が道場主・岡崎武志の指令の元に古本屋を練り歩く話。ちなみにどっちもほとんど知らない。 私が幼い頃は祖父と中野にご飯を食べに行き、帰りに毎回、本、主にマンガを買ってもらっていた。新刊だと数冊しか買ってくれないが古本だと10冊以上買ってく…