2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

戦後 歴史の真実

第1章「東京裁判は白人によるいじめ」 第2章「大東亜戦争はアメリカのせい」 第3章「原爆マジやばい&ひどい」 第4章「憲法を変えよう」 第5章「ちゃんと教育しろ」 第6章「マスコミふざけんな」 第7章「官僚キライ」 第8章「がんばっていきまっしょ…

考証武家奇談

時代考証の第一人者と言われた著者によるエッセイというか、昔話。御庭番と隠密と忍者の違いとか。一つのことに打ち込んだ人の話は偏っていて楽しい。考証武家奇談作者: 稲垣史生出版社/メーカー: 時事通信社発売日: 1980/05メディア: 単行本この商品を含む…

司馬遼太郎の流儀-その人と文学

司馬遼太郎についての講演?をまとめたもの。話者は脚本家として関わった小山内美江子、誰だか知らない鶴見俊輔、古本屋さん出久根達郎、元編集者半藤一利。それぞれいろんな視点から語っており楽しい。司馬作品をもう一度読みたくなる。司馬作品を一つでも…

お楽しみ

出久根達郎の短編小説。 ベッド周りの本をかたづけたら出てきた。短編だからいつでも読めるとなんとなく後回しにしていると、なんとなく埋もれていって読んだかどうかも思い出せなくなるもので、これも読んだつもりだが読んでいなかった。正確には最初の二つ…

天皇のものさし―正倉院撥鏤尺の謎

正倉院に納められていた宝物の一つ、撥鏤尺(ばちるじゃく)の謎。 撥鏤尺は天皇のものさし、つまり国の度量衡の元となる原器である。これの詳しい解説に加え、正倉院に納められていたにもかかわらず増減する謎と、失われた撥鏤尺の行方にかかわる怪しい人物…

椿三十郎

監督/脚本:黒澤明(1962 日) 出演:三船敏郎、仲代達也ほか 内容:藩の不正を暴こうとしたら逆に消されそうになったwww.youtube.comこちらも用心棒と同じくのんびりした主人公、そしてさらに助けられる若侍の加山雄三、田中邦衛らも若い感じで古臭くない。…

用心棒

監督/脚本:黒澤明(1961 日) 出演:三船敏郎、仲代達也、山田五十鈴ほか 内容:二つの勢力が鎬を削る宿場町に用心棒がやってきたwww.youtube.comのんびりした主人公が今見ても古く感じさせない。天本英世が出ていたようだが確認できず。ほかに東野英治郎に…

歴史とはなにか

岡田英弘の新書。 「歴史とはなにか」とはずいぶん大きく構えたものだが、この本では本当に「歴史とはなにか」について語っている。 本書ではまず第一部「歴史のある文明、歴史のない文明」でなにが歴史かということについて「なにを歴史として認識するか」…

ポーに捧げる20の物語

エドガー・アラン・ポーに関連した短編集。基本的にドロドロしていて好みだが、ポーを登場させた話はなんとなく白ける。ポーの描く世界が好きなのであってポー自身を好きなわけではないからか。 以下収録作品。面白かったのは「キャスルアイランドの酒樽」「…

犯人に告ぐ 上・下

雫井脩介の長編サスペンスまたは警察小説。 過去の誘拐事件を忘れられない刑事が新たな連続殺人事件を解決するために奇策に打って出る。劇場型事件には劇場型捜査!とばかりにテレビ番組に出演する。 古本で買ったのだが中に映画化作品の前売り割引券が入っ…