2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

乾季

ご存知の方もいると思うが、マーシャルには乾季がある。となれば当然雨季もあるはずだが、雨についてはいつからいつまでということはなく、ただ1〜3月頃は雨があまり降らないのでドライシーズンだと島の人たちは言っている。いい加減なものである。 とにかく…

私刑

P・コーンウェルの「検屍官」シリーズ。毎回犯人と格闘しないときがすまないおばさんが主人公。といっても前回は1作目で今回は6なのでその間に犯人と格闘を繰り広げたかは不明。これを読む限り検屍官てのは危ない職業なんですね。それにしてもこの著者が探偵…

ギリシャ神話を知ってますか

同じく借りた本。日本の神話と同じくらい馴染みのある話がたくさんある。特にクレタ島の迷宮の話とかシュリーマンの発掘話とか。 多神教の神話は非常に人間臭いので楽しく読めてよい。これに比べると一神教は不自然な話が多い気がする。ギリシア神話を知って…

町でいちばんの美女

兄が置いていった本。以前から高円寺文庫センターで平積みになっていて気にはなっていたので読んだがファックファック言っていてあまり面白くなかった。作者のブコウスキーはカルト作家として有名なんですって。 ただ一つ思ったのは、アメリカが対外的に宣伝…

ノー・カントリー

監督・脚本・編集:ジョエル&イーサン・コーエン(2007 米) 出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン他 内容:200万ドルを奪いあう男たち www.youtube.com 1980年、アメリカ南部の荒野で麻薬取引の…

老子

試しに買って読んでみた老子。原文のほかに訳文・読み下し文・解説付。ただ順番的には原文が先に来るほうがしっくりくる気がする。古文の授業を思い出したが、内容は期待したものとちょっと違ったので残念。次は荘子か?老子 (講談社学術文庫)作者: 金谷治出…

検屍官

実家から送られてきたか誰かからもらったかした本。推理小説かと思ってなんとなく頭の中で犯人を探しながら読んでいたが、結局犯人はクライマックスで初登場だったのでがっかりした。サスペンスていうんですかね。つまらなくはないがいまいちのめり込むこと…

ボッコちゃん

星新一の初ショートショート集がスギちゃんの家にあったので借りてきた。後の作品と比べるとトゲがあるというか登場人物にやさしくない。でも好き。だから好き。であるにもかかわらず好き。ボッコちゃん (新潮文庫)作者: 星新一出版社/メーカー: 新潮社発売…

新約聖書を知っていますか

同じく借りた本。史上最高のベストセラーをやさしく手ほどき。今まで疑問に思っていたこと(キリスト自身はユダヤ教徒なんじゃないかとか、神の子であって神じゃないとか)についてはあまりすっきりした感はないが、聖書の構成は把握した、というかんじなの…

旧約聖書を知ってますか

古事記と一緒に隊員さんが貸してくれた本。旧約聖書といえばダビデとかモーゼとかしか知らないが、その辺がどうつながっているのかわかってすっきりした。興味があるけどとっつきにくいと感じる向きにはちょうど良い。旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)作…

楽しい古事記

最近古代史に興味が、という話をしたら隊員さんが貸してくれた本。神代から古代の天皇までを面白く紹介。意外とヤマトタケルの話が関東地方の地名の由来になっていたりして面白かった。あと14代の仲哀天皇から始まる三韓征伐のくだりが九州から始まるのが気…

名城と合戦の日本史

戦国時代から幕末までの城を舞台にした合戦のダイジェスト本。一応日本史の流れとともに語られていてそれなりにマイナーな合戦も取り上げられているが、あまり深く突っ込んでいない。もう少し面白い話を期待していたのですこし残念。名城と合戦の日本史 (新…

戦国の城

城というと石垣に白壁がまぶしい天守閣を想像しがちだが、この本の主題はあくまでも『戦国の城』。江戸時代に完成される城のイメージよりも前の、土塁・板塀の城の話。なんと日本には大小合わせて5万以上の城があったんですよという驚きの導入から一気に読ん…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。マーシャルでは穏やかに年が明けました。遅まきながら本日、年始のご挨拶メールを友人知人に送りましたが、写真付で送ったものだからなかなか送れない。5回目ぐらいでようやく送れました。この国はいつまでダイヤルアップの…