2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

時計じかけのオレンジ

監督:スタンリー・キューブリック(1971 英) 出演:マルコム・マクダウェル他 内容:暴力的な若者が矯正され政府に利用される。www.youtube.com 舞台となるのは近未来ということで風俗が現代と異なる世界(でも基本的には英国)で、登場するもの全てを象徴…

自炊生活

今月の頭に兄家族が帰国したのでついに自炊せねばならない状況になってしまいました。なってしまいましたがドミトリーには飛行機が飛ばないせいで離島に帰れない隊員さん二人がいたので、彼女たちの好意に甘え(好意に甘えるのは得意です)、しばらくの間は…

新選組始末記

祖父が彰義隊の生き残りという子母澤寛が、当時を実際に体験した人人の話を聞いたり文献を読んだりして集めた情報をまとめた新選組を語る上での必携本。新撰組三部作の一。やはり実体験の伝聞は迫力があり、特に板橋に捕らえられた近藤勇の様子を見に行った…

秀吉と武吉

村上水軍を率いた村上武吉の話。村上武吉という人はわりと長生きだったようで、厳島の戦いから関ヶ原まで戦国時代の一通りを、海賊という少し変わった視点から眺めている。ちなみに秀吉は後半でちょいと登場するぐらい。海賊という生き方を真っ向から否定し…

暗殺者の家

監督:アルフレッド・ヒッチコック(1934 英) 出演:レスリー・バンクス、エドナ・ベスト、ピーター・ローレ他 内容:殺人事件に遭遇したせいで娘をさらわれた夫婦。 ヒッチコック渡米前の作品で、後に「知りすぎていた男」として自身がリメイク。原題は確…

国盗り物語

司馬遼太郎の戦国シリーズ第一弾。ちなみに第二弾が「新・太閤記」でそのあとに「覇王の家」「関が原」等等が続くので今回の私は逆に読んでいることになるがまあそれはそれとして。主人公は前半が斉藤道三、後半がその二人の弟子という位置付けの織田信長と…

千と千尋の神隠し

監督:宮崎駿(2001 日本) 内容:異世界に迷い込んだ少女の成長。 久しぶりに再見。初めて見た時はいまいちだったが、今の生活が娯楽に飢えているせいか十分面白かった。難しいことを考えずに見たのが良かったのかもしれない。挨拶すらろくにできなかった千尋…

新史太閤記

司馬遼太郎の作品は外国人が読んでもわかるように書いていると本人が言う通り、経済や文化、宗教等様様な視点からその時代の価値観を浮き彫りにしていくのでそこに描かれる人人の行動がわかりやすい。そのわかりやすさに因れば、日本史上最も出世した男であ…

トラの受難

今マジュロにはUSネイビーつまり米海軍じゃなくて海兵隊?どっちかわかりませんがとにかくデカい船に乗ったデカい連中が来ておりまして、おそらくクワジェリンを軍用に借りているせいなんでしょうが、筋肉の余った連中が政府関係の建物を建てたり医療チーム…

チャップリンの殺人狂時代

監督・脚本・出演:チャールズ・チャップリン(1947 米) 内容:家族のための殺人を続ける男。 チャップリンの作品の中ではシリアスな話で、30年勤めた銀行を解雇された男が裕福な女性に狙いをつけて金銭目的の殺人を続けるが、悪運尽きて最後には処刑される…