2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

哲学のきほん

哲学について、素人と哲学者の対話という形で教える本。 哲学を学ぶことは論理的な考え方を身につけることでもある。道徳と正気について、知識について、世界について、心と身体について、など、一つの事柄を細かく考えていくには相当な忍耐も求められる。と…

理性の限界

人間の頭で考えるられることの限界について、例題を元に説明し、様々な考え方を代表する登場人物に対話させているので読みやすい。何一つ頭には残らなかったが、思考実験とか哲学に興味が湧く。理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)作…

仕事の問題地図

・計画不在 ・同じ失敗を繰り返す という文が目に入ったので読んでみた。 自分の仕事は立場的なものなのか待つことが少ない、というより待っても誰かがやってくれることがないので大抵の仕事は計画を立てずに進める。わからなければ調べる。そんなやり方でな…

生物と無生物の間

貝と石を見て、前者が生物で後者が無生物とわかるのはなぜか、という話。 DNAのらせんが云々という話だが、正直あまり覚えていない。研究者の逸話の方が記憶に残っているのは他人の功績を盗んだ疑惑のある研究者とか、破天荒な研究者とか、人間臭い話が多か…

七回死んだ男

最近流行りのタイムリープ?もの。もっとも、最近の小説ではない。 主人公は同じ日を何回も繰り返してしまうという性質を持っているという設定で、これを利用して祖父が死んだ原因を解明しよう、という話。設定がSFぽい以外は割とちゃんとしたミステリではあ…