網野善彦の「日本社会の歴史」を下敷きにした対談。
日本の歴史と一口に言うが、その日本とは何なのか。通り一遍の解釈から生まれる「日本」という虚像に抗うべく、表題のキーワードの他、国号について、差別について、米をありがたがっていれば日本人なのか、他の生業の人はどうなのか、等等について語っている。
なお解説に、他の本では余りかかれない日本史の「知らないと恥をかく種類の知識」として、下記の5つを挙げている。どれも日本人なら知っておくべき知識である。
と紹介しようと思ったのだが本を日本においてきてしまったので割愛。
- 作者: 網野善彦,石井進
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/01/08
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (14件) を見る