今更ながら海外ドラマ『ツイン・ピークス』を見始めた。

 昨日は海外ドラマ『ツイン・ピークス』を見た。確か私が学生の頃に話題になったドラマ。当時は見ていなかったが同級生がスゲースゲーと言いながら話題にしていた記憶がある。そもそも私はドラマをほとんど見ないのだが、なんとなく映画を見るほどの時間もなかったので選んでみた。今回見たのは第一話というか最初のお話で90分。何がそんなにスゲーかはわからなかったが、それなりに続きが気になるので面白いのではないだろうか。

 舞台はカナダとの国境に近いアメリカの田舎町ツイン・ピークス。田舎だからか登場人物の服装など雰囲気は80年代かそれより前の古き良きアメリカ的で懐かしい感じ。誰もかれもスパスパとタバコを吸うのは良いとして、不倫天国なのは時代というより田舎だからか。ポリコレ的な配慮を感じる登場人物が全く出てこないのも当然なのだが良い感じである。

 監督と脚本のデビッド・リンチは人の不安を上手に描くイメージで、どんよりした気分になりたい向きにおすすめ。このドラマでもエレキギターの静かな響きが印象的。明るく元気なのも楽しいけれど、40を越えるとこういうダルい音も心地よく思える時がある。そういう時は疲れているから本当は早く寝た方が良いのだが、それでも少し元気があるときは、こういう音楽や映像に浸るのも悪くないと思いませんか。

 


www.youtube.com