奥田英朗

サウスバウンド

奥田英朗の長編小説。中野ブロードウェイを走り回る小学生が南の島へ行く話。もしかして私のことですか?というくらい親近感のわく設定だった。何かちょっとスゴいものが見られるらしい、と大久保まで行くくだりは読んでいてニヤニヤしていたと思う。私の場…

最悪

奥田英郎の長編小説。さっくり読めるエンターテイメント。あんまり覚えてないけどそんなに最悪でもなかった。あ、工場の人が追い詰められていくのはちょっと最悪な感じだったかも。ちょっと最悪ってなんだ。最悪 (講談社文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー:…

どちらとも言えません

どちらも奥田英朗のエッセイ。 小説が面白かったので読んでみた。スポーツ系の話が多め。スポーツ選手への提唱だったり、思い出話だったり。「昔も今もちょっと変わったオレ」的な話がなくもないが、鼻につくほどではない。延長戦に入りました (幻冬舎文庫)…

延長戦に入りました

オリンピックの身代金

奥田英朗の長編サスペンス小説。 東京オリンピックを前にして沸き立つ東京が舞台。主人公は、土方をやっていた兄の死をきっかけに東京だけが享受する繁栄に疑問を抱き、その象徴であるオリンピックを引っくり返す作戦を立てる。 日本は、作中でスリのなんと…

邪魔

奥田英朗の長編ミステリ?サスペンス?なんとも分類しがたい。 ちょっとしたことから日常が崩壊していく様子を丁寧かつドライに描く。展開が早いのが良かったのか、読みやすく面白かった。邪魔(上) (講談社文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 講談社発売日…