哲学のきほん

哲学について、素人と哲学者の対話という形で教える本。
哲学を学ぶことは論理的な考え方を身につけることでもある。道徳と正気について、知識について、世界について、心と身体について、など、一つの事柄を細かく考えていくには相当な忍耐も求められる。とかく固く重苦しいイメージのある哲学ではあるが、結論の一つとして「そうではないが、そうに違いない」というのがあるのは面白い。

哲学のきほん──七日間の特別講義 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

哲学のきほん──七日間の特別講義 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)