ライフ・イズ・ビューティフル

監督:ロベルト・ベニーニ(1999 伊)
出演:ロベルト・ベニーニほか
内容:常に人生の明るい面を見る主人公とその家族が戦争に巻き込まれる話。
感動の作品と聞いていたので身構えていたのだが、主人公演じるロベルト・ベニーニのしゃべりが人生を回していく様子、特に前半の彼女を落とすくだりと後半の子供を守るくだりはむしろおとぎ話といった方が近い。
基本的に主人公視点で見ていたので悲しくはならなかった。悲しくならなかったのは父親なら似たような行動をとるだろうと思うからで、まあ実際に主人公と同じようにうまくできる自信はもちろんないけども、少なくともあの状況で取りうる最善の選択だろうからである。10年前に見ていたらまた違ったんだろうなと思う。