サウスバウンド

奥田英朗の長編小説。中野ブロードウェイを走り回る小学生が南の島へ行く話。もしかして私のことですか?というくらい親近感のわく設定だった。何かちょっとスゴいものが見られるらしい、と大久保まで行くくだりは読んでいてニヤニヤしていたと思う。私の場合は杉山公園だったけど。家族で引っ越す南の島も八重山だったので、まあ異なる点は多々あったのだけども、とても爽やかに楽しく読むことができた。中野近辺出身者におすすめ。

サウスバウンド (講談社文庫)

サウスバウンド (講談社文庫)