絞首人の手伝い

ヘイク・タルボットのミステリ。
絶海の孤島にある館に呼び集められた客たちの前で当主が呪いによって殺された話。
あらすじをまとめると以上のようになるが、さてこの文章の中に嘘はいくつあるでしょう?というのが小説の本筋。なんとなく日本語訳が気になってすんなりとは読めなかった。
すんなりといかない感じというのは具体的には頭の中で舞台となる屋敷全体を見渡すことができないとか登場人物、ここでいう招待客全員が見えてこなかったりということなんだけども、では描写が続けばいいのかというとそうでもないので難しいところ。探偵役のローガンのキャラは立っていた。

絞首人の手伝い (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

絞首人の手伝い (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)