かわうその祭り

出久根達郎の長編小説。
あるコレクターから手に入れた幻の映画フィルムの謎は満洲に遡り、果ては大津事件にまで及ぶ、“紙くず”に魅入られた人間たちの冒険劇。すこし群像劇風でまとまりに欠ける。

かわうその祭り

かわうその祭り