2009-01-01から1年間の記事一覧

ハルカ語

ハルカさんが2歳になって数ヶ月。最近は言葉数も増えたようで、いつも高い声でなにかしら歌っている。そういえばハルカさんは何を言っているのかわからない時期というのが無いような気がするが、それでもわかりづらい「ハルカ語」とでもいうべき言葉がいくつ…

鳩の中の猫

某国の革命の余波が有名女子校に殺人事件を引き起こし、ポアロが解明する。簡単にまとめると荒唐無稽にみえる。だからこそ冒頭にわざわざネタばらしとも取れる話を入れたのだろうが、それでも突拍子もない感じは拭えない。ポアロも残り1/3ぐらいまで登場せず…

返品しろ!さもないと訴えてやる!

と言われた話。 うちの店でよく売れるものにSCOTTサンダルというものがある。ハワイ観光雑誌的に言えばロコの間でも大人気!のメイド・イン・ハワイのサンダルで、ソール部分が硬く、サンゴの上を歩くのに良いらしい。うちの販売価格は$26と最低賃金$2のマー…

ヘラクレスの冒険

ポアロのファースト・ネーム「エルキュール(=ヘラクレス)」であることから、ギリシャ神話の英雄になぞらえて引退前に12の偉業を達成しようという短編集。 さすがに長編と比べてしまうとミステリとして読みごたえに欠けるが、サキやダールの短編のようなア…

へうげもの

以前から気になっていた漫画「へうげもの」が9巻まで届いたので読んだ。面白い。 まず舞台は誰もが憧れる戦国時代。しかも描かれるのは型にはまった戦国時代ではなく、安土城の内外装に比較的新しい情報が反映されていたり、武将たちが身につけている変わり…

葬儀を終えて

「ヒッコリーロードの殺人」の前にこれを読んでいたのを忘れていた。どちらも登場人物が多くて把握しきる前に事件が解決されてしまったので印象が似ているのかもしれない。最近ヘイスティングスが出てこなくてちょっとさびしい。もっと出てると思ったんだが…

アンパンマン見たいの?

夜中に豪雨+ハルカが目を覚まして大騒ぎしてよく眠れなかったせいか、今日は朝から頭が痛い。昼食後も頭痛は治まらなかったので薬を飲んで横になった。30分ぐらいは眠れるだろうと思ったのも束の間、ご飯を食べ終わったハルカさんがやってきて絵本を読めと…

ヒッコリーロードの殺人

学生寮で殺人事件。場所が場所だけに最初から最後まで騒騒しいイメージ。もう中〜後期の作品だと思うが初期よりも被害者が殺害される前後の状況に重点が置かれるようになったように思う。感情移入しやすい分悲劇的になったというか。どちらかというと喜劇的…

海ってすごい

アルノに行ったときの写真できれいに虹を撮れたのがあった。ナル島にかかる虹。 今まで少ないながらもそれなりにいろいろな場所を訪れて、「ここでこういう生活をしていたら今と違う価値観になっただろうなあ」と思うことが何回かあった。それは例えばマーシ…

満潮に乗って

金持ちの再婚相手の遺産をもらった若い娘と、その遺産をアテにしていたにもかかわらずもらい損ねた遺族。しかし亡くなったはずの前夫が実は生きているかもしれない、ということで話が進む。真相に近付くヒントは与えられているものの、ミスリードというか焦…

愛国殺人

マザーグースの調べに乗せて殺人事件がおこる(ちなみに原題はマザーグースの詩の一部)のだが、いまいちマザーグースの必然性がわからない。欧米諸国ではしっくりくるとしたら全く残念な話だが、解説によるとアメリカでも邦題の「愛国殺人」を採用したとい…

白昼の悪魔

避暑地で白昼堂堂起こった殺人事件。短編集に似たような話があった気がする。解説にも書いてあったが冒頭の状況説明が説明だけで終っていなかったりして、地味ながら面白い。白昼の悪魔 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者: アガサクリスティー,Agatha Chr…

五匹の子豚

16年前の殺人事件で実刑を受けた女の娘が母の冤罪を信じてポアロに真相発見を依頼。灰色の脳細胞の活躍に頼るポアロならではといえる。犯人が誰だか早くも忘れてしまったが、なかなか面白かった。「三幕の殺人」のメアリー・リットン・ゴアがちょろっと出て…

またアルノ

前回「次は大きな船で!」と心に決めたにもかかわらず、また同じ船でカイさんとアルノに行ってきた。今回は水曜定休のスギちゃんも同行。集合した時点で水着着用、さらにフィン&マスクを持って遊ぶ気満満。まあ休みだからいいけども。 さて私の普段の心がけ…

お給料

従業員の給料および明細の作成は私の仕事。こちらの給料は2週間に1度のby-weeklyという日本ではあまりお目にかかれない形式で、2週間おきにタイムカードをチェックして給料をはじき出さなくてはならない。 基本的には労働時間をエクセルに入力すれば自動的に…

杉の棺

物語がしっかりとしていたせいか大変面白く読めた。その物語に目がいってしまうが故に出来事を一面的にしか見れないようにさせるのはポアロ(クリスティ)作品の特長といってよいように思うが、この作品はそれが顕著。結末はそれほど意外ではない。杉の柩 (…

ポアロのクリスマス

クリスマスに一族が集まったお屋敷で殺人事件。ポアロは例によって関係者の性格をもとに捜査を進めていく。もっと面白い作品だと関係者の伏線がうまく絡まっているのだが、今回は伏線がそれぞれ単発でいまいち。 余談だが一つのパターンとして、関係者が別の…

アルノ

店のお客さんにカイさんという人がいる。どうやって日々の糧を稼いでいるのかよくわからないけれどもなんだかお金を持っている人で、バンドのプロデューサーみたいなことをしたり、ボートの修理をしたり、自分で車を輸入したりしている。ボートのエンジン修…

死との約束

エルサレムとかそのあたりを旅行中のグループで殺人事件。 最近では犯人を予想して最後のどんでん返しの一つ手前ぐらいまでは当たるようになった。つまり作者の思うツボに見事にはまっているらしい。もっとも提供された証拠だけで事件の真相にたどりつけるよ…

ひらいたトランプ

容疑者は全員過去に殺人を犯しているが、それはそれとして今回の犯人は誰?というちょっと珍しい事件。事件当時行われていたブリッジの得点表を元にポアロが犯人を見つけ出す。 ここで行われているブリッジはセブンブリッジではなくてコントラクトブリッジと…

免許更新

9/15に車の免許期限が切れた。こちらで運転免許を作って3年がたったということで、なかなか感慨深いものがある。しかし感慨に浸ってばかりもいられないので今日、更新に行った。 まず警察署へ行き、免許更新の意思を伝えると書類を作ってくれる。支払用紙と…

メソポタミヤの殺人

中東の遺跡調査団で殺人。どうでもいいが中東をアジアの一部と捉えるのには違和感があるが、ヨーロッパの人はそう思うらしい。メソポタミヤの殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,石田善彦出版社/メーカー: 早川…

エネコ

先週の話になるが、両親が来マ。昨季の決算の話など仕事の話を済ませたらあとは孫目当てなので、みんなで近くの離島に遊びに行った。何度も来ているところなので特に珍しくもないのだが、帰宅後、ハルカが浮き輪で浮かんでいる写真を見て、大きくなったなあ…