またアルノ

前回「次は大きな船で!」と心に決めたにもかかわらず、また同じ船でカイさんとアルノに行ってきた。今回は水曜定休のスギちゃんも同行。集合した時点で水着着用、さらにフィン&マスクを持って遊ぶ気満満。まあ休みだからいいけども。
さて私の普段の心がけがよいせいもあって波は前回よりマシ。小一時間揺られてダイナマイトパスへ到着。しかし今回は引き潮の真っ最中で通れず、かといって迂回するほどの燃料もないらしいのでやむなく1時間ほど潮待ち。「ダイナマイトパスの具合を見てくる」とカイさんが海に飛び込んだり、「シュノーケリングしてくる」とスギちゃんが海に飛び込んだりしている間も私はゆらゆらと波に揺られ続け、若干気持ち悪くなってきたあたりで恐る恐るまた出発。なんとか通れた。
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少し気持ち悪いのと暑いのでうとうとしていたら目的地到着。ちなみに島の名前はナルというらしい。前回はここでお迎えの小さいボートが来たのだが、しばらく待っても動きナシ。どうやらボートが出払っているらしい。当然岸にはつけられないので、まさかの泳いでの移動。普通の服は泳ぎづらいということがよくわかった。あとでスギちゃんの撮った写真を見たら足元には熱帯魚が泳いでいたらしい。
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上陸後は再びのローカルフードで歓迎され、ずぶ濡れのまま適当に仕事を済ませる。帰りはボートが迎えに来てくれて一安心。穏やかな波を見ながらマジュロ環礁も見えてもうすぐ帰港、ああ今日は疲れたなあ、などと思っていたらカイさんが鳥の群れを発見。鳥の群れ→小魚がいる→それを狙うマグロ→それを狙うカイさんという「風が吹けば桶屋が儲かる」方式で、「フレッシュ・ツナを食べさせてやる!」とトローリングを開始するカイさん。さっさと帰りたかったのだがそういうわけにもいかず、鳥の群れを追いかけて船はぐるぐると回る。トローリングといっても針のついた糸をたらしてぐるぐる回るだけなので(引っかかってからが大変で面白いらしいが)、見ている分には面白いものではない。しかも釣れないのでおそらくやってる本人も面白くなくなったのか、釣果はゼロだったがあきらめて帰港。全身生乾きのまま帰宅。とにかく疲れた。あ、でも前回うまく撮れなかったダイナマイトパスのパイプをちゃんと撮れたのでよかった。
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