海ってすごい

アルノに行ったときの写真できれいに虹を撮れたのがあった。ナル島にかかる虹。
今まで少ないながらもそれなりにいろいろな場所を訪れて、「ここでこういう生活をしていたら今と違う価値観になっただろうなあ」と思うことが何回かあった。それは例えばマーシャルのちょっとした離島に初めて行った時や、イングランドのひたすらなだらかな土地におとぎ話のような家が点在するのを見た時に感じたことで、今回(とりわけ前回)のアルノ行きの船上でもまた同じことを感じた。
これまで私が目にしたり想像してきた海というのは、海水浴場で目にする波であったり、海沿いの道路から見える海であったり、マーシャルにおいても環礁内の海であったりしたのだが、今回は太平洋。実際に船で出てみると想像以上に圧倒的なものだった。さすがである。今まで見たことのある海とは規模も性質も異なる波が常にうねっていて、この海を行き来して生活していれば私と違ったモノの考え方になって当然だなとえらく感心した。海ってすごい。