ヒズ・ガール・フライデー

監督:ハワード・ホークス(1940 米)
出演:ケーリー・グラント、ロザリンド・ラッセ
内容:編集長が別れた敏腕記者である妻とよりを戻す
スクリューボールコメディの基本は男女が喧嘩をしつつも仲良くなっていくというのが基本で、これには当時の映画製作倫理規制が厳しかったコトなどが背景にあり、性的描写が一切無い分だけ製作者は主人公たちをあの手この手で魅力的にして観客を離さないよう努めたわけだが、この作品での主人公たちは既に離婚した男女ということで、お互いに遠慮の無いマシンガントークを繰り広げる。これが作品にスピード感を与えたように思うが同時にすこしうるさい気もする。