それはがっかりですね。

4月に入って日本ではもう桜が散る頃でしょうか。新入社員の季節は通勤電車がより混んでいるような気がしていやなものですね。こちらは変わらず夏です。日焼けで顔の皮がむけてます。
さてこのところ仕事が忙しくご無沙汰していましたが、また離島行きの船の準備をしたりようやく出港したと思ったら翌日に帰ってきたりもう一度出港させたりとなかなかに忙しい私です。また3月末ということで年に一回の棚卸しも無事終了し、現在は毎日集計に勤しんでおります。兄も棚卸しで活躍したり万引きに飛び蹴りを食らわしたりその後体調を崩したりしてますがおおむね元気です。以上近況報告でした。
でもそれだけでは寂しいので先日隊員さんから聞いた話。
こちらでは環境やエネルギー等等さまざまな問題があるわけですが、国民がそれを知らなかったりまたは何故それが問題になっているか理解していなかったりするため、学生たちからわからせよう!ということかどうか知りませんが学校にそれぞれの専門分野の人が赴いて授業を行うことがあるそうです。
私が聞いた話はそういった授業の話で起こった出来事で、授業内容は最近マジュロでも知識が広まり始めているHIVについてでした。珍しいもの見たさに集まってきた校長先生なんかも見守るなか、病院から出向いてきた先生が一通りHIVについての説明をし、最後に質問タイムになりました。生徒たちは熱心に「キスでもうつるんですか?」等のよくある質問をし、先生はそれに応えるといったかたちで、校長先生も充実した授業に満足げ。
さてようやく生徒からの質問も終り、じゃあこれで終了しますか、というところで校長先生から一言。
「で、激しいキスではうつるんでしょうか?」
校長先生もあまり理解できていなかった様子。隊員さんを含め集まった他の先生たちもこの質問には呆れつつがっくり。どっとはらい