中学生の長男が学校の課題で読んだ本がすごく気に入った大変面白かったというのでタイトルを聞いたら『The Little Prince』だという。ふーんどんな話?と聞いたところ『星の王子さま』のことだった。不思議な感じと友情ストーリーが好みにあったらしい。
せっかく読書の楽しみに目覚めたのならどんどん読ませよう!といろいろ揃えた中にモームの『月と六ペンス』があったが、どんな話だっけと読んでみたら全く中学生には向かない話だった。
主人公がストリックランドという画家について語るスタイルで話が進む。ストリックランドと言えばMMAのショーン・ストリックランドがかなり強烈で有名だが、こちらのストリックランドもかなりサイコというか強烈なキャラクターで、ある日突然画家になると言って妻子を捨てたり、主人公の友人に助けてもらっておきながらその妻を結果的に奪ったり、さらにその彼女を死なせたり、タヒチでライ病にかかったり死後に画家としての評価が上がったりする。20世紀初頭にしてはパンチがきいてるなあ。個人的には南の島で生きるブリュノ船長が境遇が似ていて親しみがわいた。文学的哲学的な内容も良いがとにかく展開が激しくて面白かった。 でも子供にはすすめない方が良いかもしれない。
