サリヴァンの旅

監督:プレストン・スタージェス(1941 米)
出演:ジョエル・マクリー、ヴェロニカ・レイク
内容:世間知らずの映画監督が苦労を知るために旅に出ようとする
「もう一人のスタージェス」として有名なプレストン・スタージェススクリューボールコメディーで有名。この作品もまた次から次へと周囲を巻き込んでいき、その名に恥じない展開をみせる。主人公が映画監督ということで、内幕ものというほどではないが「ルビッチ」とか話に出てきたりしてちょっと楽しい。コメディを作ることの意味、みたいなのはあってもなくても正直どちらでもいいような気もするが、話としてうまくまとめられてるかというと少し説教臭い気がしないでもない。できればその後の周囲のリアクション的なものをもう少し見せつつまとめてほしい。囚人の監視役のカレがどっひゃー!と驚いている姿が見たかった。また白黒でもまばゆいほどの金髪が似合うヴェロニカ・レイクはいわゆる美人ではないようにも思うがきれい。