天下分け目の関ケ原の合戦はなかった

歴史の本には衝撃的なタイトルをつければ良い、と思っている人がいるのかいないのか、そういったタイトルは多い。この本がどちらに入るかはわからないが、本の主旨としては、従来言われていたような東西両軍の激突は無かったという意味で「関ケ原の合戦はなかった」けども、少し違った形では「関ケ原の合戦はあった」。ただしその著者の説も西軍はグダグダだったとかで、そんなに珍しい内容ではない。それでもいろんな資料が紹介してあるのは楽しい。