蒼穹のかなたへ 上・下

ロバート・ゴダードの長編小説。
ロードス島で別荘の管理人をやっている中年男が、別荘に滞在していた女性と出かけている最中に女性が失踪。中年男には殺人の嫌疑が。女性はなぜ失踪したのか?真犯人は誰なのか?
ゴダードのミステリは一度読んだら結末まで読まないと気がすまなくなるような話ばかりだが、今回は事件の真相こそあたらなかったものの犯人は一番怪しい人が犯人だし、どんでん返しもなんだか弱かった。面白かったけどやはり「千尋の闇」が一番。

蒼穹のかなたへ〈上〉 (文春文庫)

蒼穹のかなたへ〈上〉 (文春文庫)

蒼穹のかなたへ〈下〉 (文春文庫)

蒼穹のかなたへ〈下〉 (文春文庫)