天皇のものさし―正倉院撥鏤尺の謎

正倉院に納められていた宝物の一つ、撥鏤尺(ばちるじゃく)の謎。
撥鏤尺は天皇のものさし、つまり国の度量衡の元となる原器である。これの詳しい解説に加え、正倉院に納められていたにもかかわらず増減する謎と、失われた撥鏤尺の行方にかかわる怪しい人物を追う筆者。
途中関係者への怒りや鬱憤が記されていたりして楽しい。

天皇のものさし―正倉院撥鏤尺の謎

天皇のものさし―正倉院撥鏤尺の謎