『夜中に犬に起こった奇妙な事件』マーク・ハッドン

 障害を持った少年の身の回りで起きた事件を少年が記録した物語。少年が記録したものを読まされるという形式は面白かったが、私の心が汚れているせいか少年の成長に感動はしなかった。物語が唐突に終了した感じ。どちらかといえばこの少年の周りの大人の大変さに共感したのは年齢のせいか。