毒を以て毒を制す『ファイト・クラブ』

監督:デヴィッド・フィンチャー(1999 米)
出演:エドワード・ノートンブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター他

保険会社に勤めるヤング・エグゼクティブのジャックは数カ月間、不眠症に悩まされていた。ある日、出張先から帰ってくると部屋が爆破されており、仕方なく飛行機で知り合ったタイラーの家に泊まることに。タイラーは自分を思い切り殴れと言い…。(Filmarksより)

 


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 見たことあるけど覚えてないから久しぶりに見てみるか、と見てみたら見たことなかった。それがファイトクラブである。殴り合いを広めていったらおかしなことになる話。その原因はさらにおかしな理由があるのだけどもネタバレになるので詳しくは言えない。

 ただ主人公が消費社会に抱く強迫観念というか、反資本主義というの?そういったものに共感を抱く人が多いのは良いにしても、その対抗策がマッチョイズムというのが、なんでそうなっちゃうのかなという感じがしてモヤモヤする。それで解決に持っていこうとするところも含めて、それだけアメリカが病んでいるということかもしれない。とはいえ99年も四半世紀昔なので、当時のアメリカか。20世紀も遠くになりにけり。