様様な事情により感想をまとめられなかった本がある。今年のものは今年のうちに何とかしてスッキリしたいので、下記に。
南太平洋の神話について広くまとめた本。マーシャルについては1つか2つしか載っていなかったのは、マーシャルもハワイもグアムも同じ北太平洋なので、エリア云々ということではなく著者の専攻によるものか。
子供に買ったつもりが自分で楽しんでしまった本。こういうOOができるまで系の本では岩波書店のシリーズが何冊か、小さい頃から家にあってよく読んでいたので、そのせいかと思われる。『ピラミッド』と『カテドラル』と、あと何だったか忘れた。
17世紀ヨーロッパの人が描いた日本。元となる本が適当なので、絵は輪をかけて適当になっている。当時の人の常識と想像力の限界を感じることができる。
西洋の「罪の文化」に対する日本の「恥の文化」、西洋の「公恥」に対する日本の「自恥」。
何回も読んでいるはずだが、ことわざ一つについて一つの文章というスタイルゆえか面白いのに頭に残らない。
折原一の長編ミステリ。面白かったと思うが何にも覚えてない。
深緑野分の長編小説。第二次大戦に参加した料理の得意な少年が見た戦場の話。謎解きがありつつも戦争が人に残す爪痕も描かれていて良い。すごく面白かったが感想をまとめる時間がなかった。