生霊の如き重るもの

三津田信三の刀城言耶シリーズ短編集。
「生霊の如き重るもの」「死霊の如き歩くもの」「天魔の如き跳ぶもの」「屍蝋の如き滴るもの」「顔無の如き攫うもの」の五編。若き日の?刀城言耶のサブストーリー的な短編はドロドロ感が少ないせいか印象が弱い。つまるところドロドロが魅力の作家ということか。