ドロボーに入られる(9年ぶり2回目)

朝起きたらテレビがなくなっていた、という経験をしたことがある人はあまりいないかもしれないが、とめておいた車が(レッカー移動などで)あるべき場所になくなっているのを見て、心臓がキュッとなったことがある人は多いかもしれない。テレビがなくなっているのを見るのもそれに近い感じだった。ただ自分が寝ている自宅にドロボーに入られるというのは、言葉の通り寝首をかかれる機会があったことになるので、それよりももっとこわい。
持っていかれたのはテレビのほかにノートPC2台、ミカさんの携帯と靴、私の財布、それから冷蔵庫のビールとハルカさんのカバン。被害額は大したことないけども、いろいろ不便である。
例えば私の財布にはお金は一銭も入っておらず、そのことはなぜかあとで従業員たちに「スマートだ」とほめられたんだけども実は手持ちの現金がたまたまなかっただけで、それはいいとしてとにかく財布に入っていたのはクレジットカードとこっちでの運転免許だけ。カードはすぐに止めて新しいのを発行してもらい、運転免許も警察に行って再発行してもらった。
わりとどちらもスムーズにことが進んだのは良いけれど、もとよりしなくても良かったはずのことなので、不便を感じるというか、腹立たしい。こういうところでドロボーに対する怒りが少しよみがえる。豆腐の角に頭をぶつけてどうにかなってほしいものである。
不幸中の幸いといえるのはやはり家族皆無事であることで、何度も言うようだけども寝首をかかれる機会があったことになるのでなにもなくて本当に良かった。