タイトルに誘われて読んでみれば水野忠邦を中心に据えた幕府内部の政争の話で、若干誇大広告の感がないでもない。誇大広告といえば前にもそんな本があったような、と思ったら著者が同じ!で私の学習能力の低さが露見しました。で、本の内容は幕府内部の知らなかった部分も多かったが基本的に腐敗した政治機構の話であり、こりゃつぶれるよね、と納得はできたがそんなに面白い話であるはずもなく残念な結果。
- 作者: 野口武彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 新書
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (22件) を見る