どこかで聴いたような曲だと思ったら。


Bo Diddley - Shut Up Woman

昼食後、会社に戻る車中でBo DiddleyのShut Up Womanが流れた。Bo Diddleyと言えばグレッチの四角いギターの渋いあの人だが、アルバムのジャケ裏写真(上記動画の背景写真)とか見ると若い頃はやんちゃしていたようだ。
そのボーさんの曲、なんかどこかで聴いたことあると思ったらMuddy WatersのMannish Boyじゃない?いやこれ実際替え歌なんじゃない?と調べてみたらMannish Boyがボーとマディの共作で、ボーさんが歌詞を変えて作ったのがShut Up Womanだそうだ。wikipediaって便利。
タイトルだけ見ると前時代的というか今時そんな強気なタイトルつけられないよねと思ったが、曲中では何度もシャラップと歌っているので、何度言っても全然黙ってくれないような相手のようなので安心した。

パーマネント・バケーション

監督/脚本/製作:ジム・ジャームッシュ(1980 米)

ジャームッシュが大学在学中に作った長篇デビュー作。落ちこぼれ気味の16歳の高校生アリーが、自分の周囲にも様々なアウトサイダーのいることに気付き、その出会いがおのずと、旅へ向かう自己の指針を決めていく……。 

映画の製作された年が1980年となってるので、おそらく70年代末のアメリカ、ニューヨーク。ちょうど私の生まれた頃である。主人公アリーは漂う男。彼女らしき人の家に転がり込んではいるが二、三日連絡がつかなくなることもある。そう、90年代までは携帯もメールアドレスもSNSもなかったので、連絡がつかなくなることなんて珍しいことではなかった。駅で待ち合わせるのも一苦労だった。
「長年会ってない人に会いに行く」は、良いアイデアだと思うので、私もそうしようかな。漂わないけど。 

パーマネント・バケーション [Blu-ray]

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踊るクリストファー・ウォーケン


Fatboy Slim - Weapon Of Choice [Official Video]

 

今朝、車の中でこの曲がかかった途端にクリストファー・ウォーケンの踊る姿が頭に浮かんだ。

私にとっては『デッドゾーン』の印象が強い俳優だが、怖い見た目とは裏腹に踊るのが得意なのか好きなのか、実はいろんな映画で踊ってるらしい。

↓こんな動画もあった。奥の深い人である。

 


Christopher Walken Dance Now Full HD edit

アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方

海軍一のダメ軍艦(誘導ミサイル駆逐艦)「ベンフォルド」に配属された艦長が、成果の上がらない組織を立て直し、柔軟で自主性にあふれる「強いチーム」をつくり上げた、その驚きの手法とは?

残念ながら目からウロコの金言は言ってない。アメリカ海軍のやり方ではなく著者独自のやり方しか紹介してないし。ただ実際のアメリカの軍艦で起きたことなのでなにかと面白く読める。

ただ一番面白いのは艦長である著者の自己肯定感の強さ。公明正大、陽気で単純、ご褒美はバーベキューにビール!と、アメリカ人とはかくあるべしみたいなステレオタイプを遵守しているのはさすがである。
アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)

アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)

 

 

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。
マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアンディ・グローブのアドバイスが満載の経営書である。(amazonより)

マネージャーのアウトプットは組織のアウトプットになるので、マネージャーの仕事は組織のアウトプットを大きくするためのテコ入れであるべきであるという話。情報収集、ミーティング、判断というものはそのためにするんですよ。一々ごもっともで耳の痛い話。
日本の一般的な会社経験が少ない私のようなものには、「一般的な会社」という幻想みたいなものがあって、「日本の会社ではこういうことはしないんじゃないか」と考えることがある。もちろん世の中にはいろいろな会社があって当たり前なので何をやってもいいのだけども、自分のやり方が大きくは間違ってないという確認になるのでこういう本はありがたい。 

私のいる会社での日本人スタッフは常に現地人を使う立場なので、彼らには現地スタッフを使っていろいろとやってほしいのだけども、使おうとする人が少ないというか、うまく扱える人は意外といない。ここ10年で一人くらいか。自分でやった方が早いからか指図をしても十分なリターンがないからか、その辺の理由はわからないけれども、たまに上手くいくと一人で仕事するより多くのことをできるので、人の使い方はなるべく早く覚えた方が良い。