21世紀っぽい19世紀映画『エノーラ・ホームズの事件簿』

監督:ハリー・ブラッドビア(2020 英)
出演:ミリー・ボビー・ブラウンヘンリー・カヴィル、サム・フランクリン、ヘレナ・ボナム=カーター他


『エノーラ・ホームズの事件簿』予告編 - Netflix

1884年、イギリス。16歳の誕生日を迎えたエノーラが目を覚ますと、母が謎めいた暗号を残して行方不明になっていた。母を探しに単身ロンドンへ向かったエノーラは、思いがけず青年貴族の失踪事件に関わったことをきっかけに、恐ろしい陰謀と巨大な謎に巻き込まれていく。

 シャーロック・ホームズの妹が自立する話。ドラマかと思って見ていたら映画だった。女性の地位向上をテーマとするのは良いとして、19世紀のロンドンで有色人種が一般人として生活しているのを見ると実際のところどうなんだろうかと考えてしまう。そういったことも含めて説教臭く思えるのはアメリカ人による原作だからか、私の頭が古いのか。

 全体的にストーリーはシンプルだし、CGは適当だし、どちらかというと子供向けなのかもしれない。子供と見たから良いんだけど。