ヨーロッパ「近代」の終焉

ヨーロッパの歴史をざっくりと再確認した上で、これまでのさまざまな認識が限界を迎えていることから、新しい時代に入って色々考えなきゃならんよね、という本。
1992年の本だから、古く感じる面もないではないが、現代に至るまでに変わった点が少ないのか全体的な内容としては古びた感じはない。私は南の島に10年以上いて、日本のことはあまりわからないので、様々な分野でいろいろと変わったことはあるはずだが、対岸から見る限りではあまり変わってないようにも見えるんだよなあ。人の意識がそうそう変わらないという事なのか、私が時代に取り残されてるのか。

ヨーロッパ「近代」の終焉 (講談社現代新書)

ヨーロッパ「近代」の終焉 (講談社現代新書)