ベイマックス

監督:ドン・ホール(2014 米)
内容:兄の形見のロボットで戦う
やけに日本寄りなディズニー映画。主人公は飛び級したにしては思慮が浅く、そんなに苦労せずに敵を倒してしまうのですっきりしない。
アメリカ映画で日本というと、『ライジングサン』『ラストサムライ』『ブレードランナー』『悪魔の毒毒モンスター東京へ行く』などが思い浮かぶ。キーワードでいうと「近未来的」「ハラキリ」「オタク」とか、そんな感じだろうか。「文化水準はアメリカと同じくらいだけど、なんか変なところ」という扱いをされることが多いように思う。現在はおそらく、クラスに一人はいる、普段はおとなしいけどキレると面倒くさいやつ、という認識だ。ちなみにキレるのは食品関係のことが多いのも不思議さに輪をかけている。とにかくそういうイメージを保持できると日米関係は良好だと思う。