アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

監督:ジョス・ウェドン(2015 米)
出演:ロバート・ダウニー・Jrクリス・エヴァンスマーク・ラファロクリス・ヘムズワーススカーレット・ヨハンソンジェレミー・レナードン・チードル

人類の危機的状況を何度も打破してきたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、平和維持システムとしての人工知能“ウルトロン”を誕生させる。人類を脅威から守るために完成させたウルトロンであったが、平和を脅かす唯一の存在は人類だと結論付け、抹消しようとする。(Yahoo!映画より)

 トニー・スタークの勇み足によって生まれた人工知能ウルトロンを、紆余曲折しながらもヒーローが力を合わせてやっつける話。ワンダとヴィジョンが登場。
いうまでも無くアベンジャーズは右を向けばキャプテンアメリカ、左を向けばアイアンマンと、画面にはヒーローばかりが出てくる。ヒーローでおなかいっぱいになるところだが、「ヒーロー」がゲシュタルト崩壊を起こすうちに必然とヒーローとはなにか、何をもってヒーローとするか、ということが問われてくる。これを担当したのがトニー・スタークであり、ホークアイがワンダを励ます場面がアベンジャーズなりのこれに対する答えであるように思う。超人的な特殊能力を持たないホークアイ(それでも十分超人的ではある)に語らせるところがニクいところ。

Doesn't matter what you did, or what you were.

If you go out there, you fight, and you fight to kill.