スパイナル・タップ

監督:ロブ・ライナー(1984 アメリカ)
出演:クリストファー・ゲストロブ・ライナーマイケル・マッキーン
内容:右肩下がりのバンドの全米デビューを追ったドキュメンタリー風コメディ
TSUTAYAからお願いしていた作品が届いたと連絡があったので行ってみたらすっかり諦めていた『スパイナル・タップ』でした。やるじゃねえかTSUTAYA
メンバーもエピソードもビートルズとかツェッペリンとかストーンズとかを足して適当に割ったような感じで笑えた。特に楽器を説明する場面のバカさ加減は必見。スタンド・バイ・ミーを撮った監督とは思えない。
物語はロックの歴史をなぞるような起承転結で、メンバーの感情もそれなりに起伏するが、見ていてすごくどうでもいいと思った。良い意味で。ラストはアメリカ映画らしく微妙にハッピーエンド。リードギターの着ていた王のジャイアンツユニフォームが時代を感じさせて泣ける。いや泣けない。