私の実家は骨董屋、お酒落に言うならばアンティークショップを経営していることは既に紹介済みのことと思うが、実は他に南の島への輸出業等もやっていたりする。というか、本来こっちが本業だ。いや本当は不動産屋なのだが、これはバブルが弾けて以来休業している様子。とにかくそのような会社をやっていたりするので、私も近い将来この仕事を手伝う予定でいる。
なので今の仕事はその修行のような位置づけだ。今はこんなアレだが、いずれ家業を継ぐべく親の会社に入ったら、そもそも社員はほとんどいないような零細と呼ぶことすらはばかられるような会社なので、仕事に忙殺されることと思う。むしろそうならなければ口に糊することができないので忙殺されなければならないだろう。
であるから今は長い研修期間だと思ってのんびりしているのだが、彼女さんは遊んでないでこの時期にさらに勉強しろと言う。確かにそれも一理あるが、むしろ後になってできなくなることが「のんびりすること」であることは明白なので、この意見は却下した。