生存の報告を兼ねた更新

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キリバスの砲台。

気がつけば四月も半ばになろうとしています。この二か月はなんだかすごく忙しく、数えてみたら3日しか休んでいませんでした。その間にも、先日お会いしたばかりの楢崎先生が亡くなったり、新しい元号が発表されたりと、世間は忙しく動いています。

あ、元号で思い出したけど否定的なニュースばかり目に入るのはなんででしょうね。唯々諾々と受け入れる必要はないけども、大抵のことは自分の不勉強アピールにしかならないので、止した方が良いです。そういう考えの浅い人でも簡単に発信できるというのも、言ってしまえば平成という時代なのかもしれませんが。

ちなみに「令和」の字が「令」でも「ちょん書いてマ」でも、どちらでも良いとわかったのは収穫でした。告白すると、「冷蔵庫」は「令」の方がふさわしく、「つめた~い」は「ちょん書いてマ」の方が正しいように思ってました。どちらでも良いって、良いことですよね。「令和」がそういう時代になると良いと思います。

 

amazonから2枚目

すごく久しぶりにamazonでCDを買った。

SPENCER SINGS THE HITS

SPENCER SINGS THE HITS

 

JSBXのJon Spencerによるカバーアルバム。カバーされてる曲は全て知らない。Black Betty、もしくは似たような曲が入ってると思ったが、ちょっと違った。どちらかというと昔のJSBX寄りというか、ジョン・スペンサー個人の好みが色濃い。当たり前か。 

 

The Greatest Jazz Concert In The World

The Greatest Jazz Concert In The World

 

 まだ聴いてない、ジャズの3枚組。

知の武装~救国のインテリジェンス 

世界の「解読法」、教えます。
ニュースを鵜呑みにしていては、その「深層」はつかめない。激動の世界を生き抜くには、知性〈インテリジェンス〉が必要だ――
東京五輪と舞台ウラ、金正恩の本音、プーチンの「倍返し」、安倍首相の「誤解」、CIAの内側など、最新国際情勢から諜報の基礎まで、「プロの読み」で徹底解説!

佐藤優と手嶋龍一の対談をまとめた新書。外務省では創価学会員のリストがあるらしい。究極の選択でどちらを選ぶかというところには興味があったが、政府でも考えているというのは心強い。
「孤高の露探ー石光正清」では、明治から大正にかけて諜報活動に従事した石光正清についての話があった。この人については全く知らなかったが、『坂の上の雲』の主人公になってもおかしくない、ボーン・トゥー・ビー・スパイという感じの経歴である。私費でロシアのブラゴヴェシチェンスクというところに留学してそのまま情報を探り続けたらしい。
ちょうどこの本を読んだ後に、以前から気になっていた祖父の自伝原稿を読んだのだけども、祖父が最初に派兵された場所が満州で、川を挟んでブラゴヴェシチェンスクが見える、と書いてあってちょっと鳥肌が立った。シンクロニシティーである。ちなみに祖父はその後すぐに内地に戻され、神奈川かどこかの電信学校?に通った後、陸軍中野学校に入った様子。戦中から戦後にかけての話がリアルでした。

知の武装: 救国のインテリジェンス (新潮新書 551)

知の武装: 救国のインテリジェンス (新潮新書 551)

 

 

インテリジェンス人間論

 権力者はだから面白い。外務省在籍時代に間近で接した、歴代総理やロシア首脳の意外な素顔、さらには誰もが知る歴史上の人物の精神にひそむ生々しい野心と欲望に、インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集。国際政治の最前線で、外交の武器となる人間観察力を磨いた著者ならではの、ディープな知見と圧倒的な筆力で驚くべき、でも愛すべき権力者の真実の姿を炙り出す。

鈴木宗男を皮切りに、橋本龍太郎小渕恵三森喜朗など日本の歴代首相たち、またロシアのエリツィンプーチンなどのロシア首脳のエピソードが次々と出てきて興味深い。日頃目にする政治ニュース、その裏にも当然ながら人がいて、その人々の動きが政治という結果になるという当たり前のことを再認識した。

インテリジェンス人間論 (新潮文庫)

インテリジェンス人間論 (新潮文庫)

 

 

トラや

マーシャルに来た2006年から飼っていた犬・トラが昨日永眠。享年13歳。家の裏に埋葬。

ここからトラを偲ぶ文章を滔滔と書き連ねるつもりだったが、まじめに考えると悲しくなってしまうので、軽い気持ちでごまかしていきたい。

気持ちを紛らわせるには音楽だろうと車中で聴いていたら、ジャニスのTurtle bluesがあったので、Tora Bluesがあってもいいなと、作詞作曲に挑戦しようと考えたが、家に帰るとはるかさんが予想外の号泣でそれどころではなかった。大きくなりましたね。

 


Janis Joplin Turtle Blues

 

それで今朝もTora Bluesに代わるなにかを求めて車を運転しながら考えていたら、「トラは死んじまっただ」というのを思いついたのだが、どうだろうか。

 


帰って来たヨッパライ

 

どうだろうかと言っても家では不謹慎すぎてなかなか口にできない。そのくらいの分別は私にもある。しかし、本家から一文字だけの変更で見事にはまる替え歌である。なんというか曲のノリもあわせてすごく良い。コータローなんかノリノリで踊り出しそうである。私も今すぐトラで、いやトラではなくトラだけどソラで歌える。トラだけど!トラじゃなかった!である。

こういうことを思いついてすぐ誰かに話したがるのは頭の悪い証拠であるなあ、と自覚はしているのだけどなかなかやめられない。やめられないから頭が悪い。それでもやっぱり家族でシェアするのはもう少し待とうと思う。今じゃない。