マーベル映画でもゾンビを出すサム・ライミ『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』

監督:サム・ライミ(2022 米)
出演:ベネディクト・カンバーバッチエリザベス・オルセンキウェテル・イジョフォーベネディクト・ウォンソーチー・ゴメス、マイケル・スタールバーグレイチェル・マクアダムス

 ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、禁断の呪文によって時空をゆがませ、マルチバースの扉を開いてしまう。世界を元通りにするため、彼はスカーレット・ウィッチことワンダ(エリザベス・オルセン)に助けを求めるが、時すでに遅く、恐るべき脅威が人類に迫っていた。そしてその脅威こそがドクター・ストレンジと同じ姿をしたもう一人の自分だった。(Yahoo!映画より)


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 前回の投稿で「映画で描かれるものが実物に近いかどうかはわからない」と書いたがよく考えたらそれは映画全てに言えることで、むしろ映画で描かれることは大抵知らない世界の話であることが多いし、だからこそ無責任に楽しめることがほとんどである。その典型というか極致にマーベル作品がある。

 上のあらすじを読んで意味が分からない向きもあると思うが、実際に作品を追っかけていても、ついていくのが精一杯である。魔法中心のドクター・ストレンジ作品では特にその傾向が強く、見ているうちは面白いのだが見終わってから思い返すと何が何だかという感じである。映像がすごい!ワンダが怖い!ゾンビがサム・ライミ!くらいしか覚えてない。楽しかったから良いけども、この次を見るかどうかは何とも言えない。