映画館へ行く

マジュロに来て半年経ったところでようやく映画館に行ってきました。今までに行く機会がなかったのは面白そうな映画がやっていなかったことが挙げられます。来たばかりの頃に「パイレーツ・オブ・カリビアン」をやっていたのですが、それを逃してからほぼ毎月のように新しい作品がかかるのですが食指の動くのはありませんでした。また私の休日である月曜日が映画館の休日でもあったことも初潜入が遅れたこととと無関係ではありません。ちなみに今回の映画は「007/カジノロワイヤル」です。007シリーズを見るのは実は初めてで、正直あまり興味はなかったのですが007好きのよめっこに押し切られました。
さて上映開始時間は19:00の予定だったので15分ほど前に行きましたが少し暗い感じで、中で掃除しているおにいちゃんを捕まえて一人5ドルを払って入場。15分前だというのに誰もいない。入ってすぐがロビー、数メートル行ったどんつきが劇場。右と左に2つの劇場があり、それぞれ150席と100席ぐらいありました。両方に入って数えたのですが、そういうことができるぐらい人がいませんでした。写真を撮れるぐらい誰もいませんでした。すわ貸切か?と期待しましたが上映が始まる頃には10人以上にはなっていました。
映画の方は当然字幕もありませんがアクションですから内容はなんとなくわかった程度で、アストンマーチンがかっこいいとかボンドガール?の人はすっぴんの方が間違いなくきれいだとかあの拷問はやはり股間を効果的に狙ってるのかなとかこれイタリア文化庁の人が見たら怒るだろうなとか、そういうことを思いました。007の若かりし頃の話ということで過去の007作品よりも荒荒しい主人公がポイントらしいのですけれども、それは過去の007を見ていないのでなんとも言えず、ただしっかり止めを刺しておいた方が見ていてすっきりするのでその点は良かったと思います。