村雨退二郎

史談あれやこれ

村雨退二郎の歴史随筆。 「与太郎」の語源から歴史小説における時代考証の必要性まで、話題は多岐にわたる。与太・道化・城郭の丸・河童の語源を考える「珍物語源考」、君と僕・殿と様・女性の名前・臣民と大臣・言葉の時代性について考える「ことば雑談」、…

史談蚤の市

歴史や歴史小説についての随筆。「石田三成型の人間」では最近評価の上がってきている石田三成に対して異様に手厳しく、それも従来の悪評とまた少し違った見方で新鮮だった。「歴史文学と時代考証」は、時代考証は創作のための用意であって、現代に置き換え…