2008-12-18から1日間の記事一覧

愛の話 幸福の話

NHKにちらりと出ていた美輪明宏にミカさんが興味を持って買った美輪さま本。奇天烈なのは見た目だけで意外と言っていることはまともだった。一口に言うと自分を磨け、と。 ただ一点、古い日本を壊したのは軍国主義ということになっていた(戦争は嫌いらしい…

神さまと神社

日本の神さまとそれを祀る神社についての基礎知識。個別の神社の話はもう少し掘り下げた話を読みたかったが、全体にわかりやすくて良かった。でも一番知りたかった鳥居の色については詳しくなかった。神さまと神社―日本人なら知っておきたい八百万の世界 (祥…

ヒロインの日本史

これは失敗。女性を中心に日本史を見るのかと思いきや、日本史に出てくる女性の教科書的な説明を100人分並べただけ。「ヒロインの日本史」でなくて「日本史に登場する女性たち100」ぐらいのタイトルがふさわしい。読んだ感じではこの著者はたぶん歴史好きじ…

日本的中国的

陳舜臣のエッセイ。随筆ばかり読んでいるのは寝る前など少ない時間でさらっと読めるから。実はその裏でドナルド・キーンの明治天皇(全4巻)も読んでいるが、こちらは遅遅として進まない。日本的中国的 (徳間文庫)作者: 陳舜臣出版社/メーカー: 徳間書店発売…

イタリアからの手紙

塩野七生のエッセイ。イタリアは馴染みがなく行きたいと思ったこともなかったが少し行ってみたいと思った。でも少しだけなので行かない。イタリアからの手紙 (新潮文庫)作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/12/24メディア: 文庫購入: 1人 ク…

史談蚤の市

歴史や歴史小説についての随筆。「石田三成型の人間」では最近評価の上がってきている石田三成に対して異様に手厳しく、それも従来の悪評とまた少し違った見方で新鮮だった。「歴史文学と時代考証」は、時代考証は創作のための用意であって、現代に置き換え…