田崎真珠とコロナ

3月31日、1年の終わりに棚卸。従業員総出で商品の数を数える。ここ10年は現地従業員の手書きに苦しんできたが、バーコードがあるものについては直接入力する方法を採用したことでいろいろと捗った。汚い手書きを読みながら「T a s  a k s h i n j u・・・田崎真珠!?」*1とか解読するのは苦しくもあり楽しくもあったのだけども、仕事としては楽な方が良いのは間違いない。

棚卸が終わって本日一日は新しい期の始まりである。コロナだ何だと騒ぎながらもまたお店を開けるのはありがたいことです。ちなみにマーシャルは世界でも数少ない非感染国なので、今のところ感染が発生するまでは通常営業を続ける予定。

コロナで思い出した。最近日本のニュースはコロナ関連が多い。大変な事態であるよなあと、申し訳なく感じつつも対岸からの見物を決め込んでいるが、買い溜めをするとかデマを流すとか、浅ましいニュースが目につくのはいやなものである。何よりもまずメディアが煽るようなことをするのは止めてほしい。そんなことしてると増々テレビ離れは加速するだろうに。むしろ報道の姿勢を見直すことで信頼を取り戻し立て直すチャンスだと思うが、そんなこと考えられるようならそもそもテレビ離れは起きてないという二律背反。

それから海外と日本の温度差は南の島にいても感じる。どうも日本では、周りがそうでないからそう思えないのか、緊張感が足りないようなニュースばかり目にする。もっともニュースになるのはごく一部を取り上げているということもあるので一概には言えないが、今回の新型コロナは間違いなくペストやスペイン風邪に匹敵する100年に一度の事態なので、そのことを各人肝に銘じて行動するべき。そして浅ましいニュースを目にすることがなくなることを祈る。

*1:ちなみに田崎真珠は飲料か何かのキャンペーンで、商品に貼ってあった「田崎真珠プレゼンツのパール・プレゼント」というステッカー部分を書いたことが後に判明した。