スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

監督:ジョン・ワッツ(2019 米)
出演:トム・ホランドサミュエル・L・ジャクソンゼンデイヤジョン・ファヴローマリサ・トメイ、ジェイコブ・バタロン他

高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)は夏休みを迎え、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちとヨーロッパへ旅行に行く。ところが、ピーターの前にS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が現れ、彼にある任務を与える。(Yahoo!映画より)


映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』予告(6.28世界最速公開)

 エンド・ゲームの後の話。アイアンマン亡き後、ヒーローの立ち位置に悩む主人公。高校生でヨーロッパへ行けるなんて良い身分である。次から次へとインフレする敵と現実の隙をついたような敵設定も面白い。
 つまるところ今のスパイダーマンの魅力は主人公とその周りの登場人物の可愛気にある。わりと多くの人が共感を持って見ることができる高校生活と相まって、ヒーロー1年生のスパイダーマンをつい応援したくなってしまう。どこの高校にもゼンデイヤがいるわけではないし、そう思ってるのは私だけかもしれないが。
 またヒーロー1年生といえば、スパイダーマンはトニー・スタークの跡継ぎ足りうるか?というのも今後の気になるポイントの一つである。ロックの素養には欠けるようだが発明家としてはその片鱗を見せる場面もあったのでそういう方向なのかな?いずれにしても先が楽しみである。